福来たる雨の上棟日

木更津へ移住する決断をしてから、ほとんど当サイトでは公開してこなかったベースプロジェクト。
最新状況を公開して良いと妻のお許しが出たので、2017/4/11の出来事を記載する。

現況はこんな感じだ。
DSCN1154 - コピー

雨の中、無事、上棟いたしました!

キャプチャ
キャプチャ1

この日は建築吉日にあたる日であり、六曜でも「大安」。
なおかつ、最近ではなかなか無かった「大雨」がこの日だけピンポイントで訪れた。その前後の日は春らしい穏やかな晴れなのに。
上棟の雨は縁起が良いらしく、「降り込み」と言って、吉日の場合だと「福が降り込む」「良縁を招く」と言った意味があるらしい。
もちろん、大雨かつ冬のような寒さでの作業ということで大工さんには厳しいシチュエーションであり、我々も全身ずぶ濡れになったが、ある意味「最強」の日に上棟を迎えることができて、本当に良かったと思っている。設計・監理を担当して下さっている建築士の方をはじめ、今回のプロジェクトに関わって下さっている全ての関係者に深く感謝したい。


「収入で男を選ぶ」最も賢い選び方

Yahooのトップページの下の方に「あなたへのおすすめ」記事が出てくるコーナーがある。女性向けの恋愛・結婚コラムが出てくることがあり興味本位で読むのだが、ほとんど既出のコンテンツで中身が浅すぎる。そして、自己矛盾。ある時は「ガツガツ系の男の人が魅力的」と書いてあり、ある時は「草食系男子の方が魅力的」と書いてある。全文読まなくてもインデックスさえ拾っていけば内容が大体わかる。そんな記事を読んで真に受ける女性がいるのかいないのかわからないが、アンチテーゼとして本気で分析する恋愛・結婚コラムを書いてみようと思った。

「男はカネ」そこまで露骨な表現でなくとも、同年代(20代半ば~30代前半)の女性からは特によく聞かれる言葉だ。できる限り多くの収入がある男性が魅力的だというのは不思議なことではなく、我々男性側にとっても「愛」「優しさ」「性的魅力」といったファジーな建前でごまかされるよりは、目指すべき指標があるというのはわかりやすい話だ。だが、女性陣の話を聞いてみると、おそらく彼女たちが求めているのは額面収入だけで測れるものではないにも関わらず、「年収」だけで見てしまっているような気がする。そこで、究極の「収入で男を選ぶ」最も賢い選び方を伝授したいと思う。

①世間を知る

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https://doda.jp/guide/heikin/age/
「転職サービスDODA」による、男性の年齢別年収を基にデータを算出してみた。
同サイトに登録している「正社員」のホワイトカラー系職種のデータのようである。
http://heikinnenshu.jp/tokushu/tedori.html
こちらには、年収別の手取金額が示されている。扶養や各種控除適用前なので個人差はあるが、大まかな目安として考えていただきたい。これもだまされやすいところだが、年収○○円というのは、あくまで税引前の額面年収であって、実際に使える金額は税金や社会保険控除後の手取り金額なので、実質的な議論をしたければ手取り金額に注目する必要がある。
上記データを基に、表を作成した。額面年収(以下、「年収」)が500万円、700万円、1000万円の人の手取り年収(以下、「手取」)が、各年齢の平均年収よりどれだけ多いか(少ないか)を示している。乖離率(平均より○%かけ離れた数値か)を算出している。よく「年収○○○万円以上ないとダメ」という強気の女性(自分では謙虚だと思っているケースが多い)がいるが、世間の平均はこのくらいのものだと認識していただきたい。加えて、こちらは転職サイトに登録するようなホワイトカラー系の職種を対象としているため、現場作業等ブルーカラー系を含めた全体の平均はこれより更に低いと考えて頂いた方が良いだろう。

②「年齢」を考慮

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では、手取のみ見れば良いのか、と言えばそういう訳ではない。それだけでは、「金の卵」を見逃す可能性がある。日本はまだまだ年功序列的な給与テーブルとなっているため、若い時の年収は低く、年齢が上がるにつれ増えていく。年収金額にばかり気をとられていると、年齢が上の人ばかりが対象となる。
しかしながら、若い人の方がメリットが大きい。同じ年収でも、「これから稼ぐ金額の総額」が多いからだ。つまり、女性側にとって見れば、生涯賃金の多くを自分のために費やせるということ。よって、同じ年収ならば、若い人を狙った方が賢いと思われる。
簡単な計算をお見せしよう。(定年:60歳、定年まで毎年年収が2%ずつ増加として計算)
X:35歳、年収700万円 生涯賃金残額:2億3,570万円
Y:27歳、年収500万円 生涯賃金残額:2億4,017万円
投資の話の時にも書いたが時間は資産だ。このように年収が200万円違う男の人でも、若い人を選べば、自分(女性)と一緒にいる期間の間に稼ぐ金額は多いというわけだ。
そういった観点から、傾斜配点をつけてポイントを出したのが上表だ。このポイントが高ければ高いほど魅力的である。先の例でも、年収700万円35歳のXはCランクだが、年収500万でも27歳のYはBランクとなっている。「年齢が若い割には、たくさん稼いでいる」人が良いと結論づけられる。

③最も大事な指標は「時給

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近頃は「働き方改革」が話題となっているが、残業時間が多いと様々な局面で弊害がある。
・時間に余裕がなくなる
・家事ができない
・気持ちにゆとりがなくなる
・睡眠不足
・自己研鑽ができない
・文化的水準が低くなる 等
女性にとっては、よく働いてよく稼ぐ男性は魅力的かもしれないが、あまりに残業時間が多いと自分と過ごす時間が取れなかったり、余裕が無い対応をされたり、得することはないだろう。

そして、何より、年収が高くとも残業時間の多い労働者は「時給」(その人の労働価値)は低い。
上表を見てみよう。
A:年収500万円、残業一切なし
B:年収1,000万円、残業月80時間(過労死ライン)
2人の時給の手取額を比べてみると、もちろんBの方が高いわけだが、その差はたったの「481円」。額面年収ベースでは2倍の開きがあるが、手取時給に換算すると、こんなものだ。

その時給481円を、高いと見るか、安いと見るか。
月間の残業時間が80時間というのは、1日あたりに直すと4時間。仮に定時が18時の企業なら、退社時間は毎日22時。ここから、通勤時間1時間掛けて家に帰ったら23時。子供は寝ている。家事もほとんどできない。妻と話す時間もロクに無い。そのような生活で果たして幸せだろうか。
家事を時給換算するのはなかなか難しいが、例えば下記の家事代行サービス企業では、労働者を時給1,450円で雇っているらしい。
https://casy.co.jp/staff_entry#merit
(企業利益分を排除するため、あえて従業員の時給を採用した)
時給481円を稼ぐために、時給1,450円の仕事を他人に任せるか。
このように考えると、残業時間が少なく自ら家事をする男の人の方が、相対的に得だと言えるだろう。額面年収が高くとも、残業時間(サービス残業、接待等含む)が多い男の人は、私が女性だったら敬遠したい対象である。

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参考までに、同じ1,000万円稼ぐにしても、夫のみが残業月80時間で稼ぐよりも、夫婦2人で500万円(先程と条件を揃えるために残業時間各40時間とする)稼ぐ方が時給は遥かに良い。

ちなみに、私は「年収○○○万円以上の男じゃないとダメ」と言う女性を少しばかり軽蔑している。
それは、金よりもっと大事なものがあるという意味ももちろんあるが、木を見て森を見ずというか、分析があまりにも甘すぎるからである。

仮に私が29歳女性で「30歳までに結婚したい!」と思ったら、「①残業があまり無い」「②転勤が無い」「③年収500万円以上の20代」を選ぶだろう。おそらくそのあたりのガツガツしていない男性は、「最も美味しいポジション」を知っていると思われるから。

※当記事はあくまで一定の条件に基づくシミュレーション・分析およびその考察であり、特定人物を批評あるいは特定の価値観を推奨するものではありません。


「適齢期」を検証してみる

「あんたもいい歳だから、そろそろ○○しなさい」
そう言われると反発したくなるだろう。ただ、そのセリフには「みんな(周囲)がそうだから」という理由で言われるだけであり、客観的な根拠が含まれているだろうか疑問である。

私も24歳で結婚を決めた(入籍日は25歳)が、東京にいると「早くない!?」「なんで!?」と驚かれることは少なくない。だが、地元に戻ってみると、高校の友人は多少の時期の前後はあるが結婚に向けての話を進めており、中学以前の同級生に至っては子供がいることも珍しくない。一方、勤務先に目を向けてみると、30代後半や40近くなって結婚しようとしている人も一定数おり、一体「適齢期」とは何なのか、よくわからなくなってきた。

そこで、今回は周囲の環境や感情によるバイアス等を抜きに、客観的な根拠を持って「適齢期」が本当は何歳なのか、出産(子の誕生)や住宅購入を含め検証したいと思う。
なお、予め断っておくが、本記事では人生観や特定人物の生き様について論評するものではなく、あくまで「何歳くらいまでにそれを行えば金銭的に得なのか」ということを解明する目的で記載するものである。(もちろん我が家においても必ずしも記載のような人生を送れているわけではない)

また、前提条件として、主人公は男性であり、主に主人公の収入によって生計を立てているというもので記載する。

(クリックで拡大)
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【1】出産(子の誕生)
昨今の情勢から言って、子供の大学卒業までが「養育期間」である。つまり、約22歳まで教育費の支出が発生する。今や「役職定年」という言葉は死語であろうが、給料上昇カーブとしては、55歳を過ぎると下落傾向にある企業が多いだろう。したがって、自分が55歳の時までに子供が22歳である必要がある。
 これらを勘案すると、子供の誕生は遅くとも33歳、妻が妊娠する時期が32歳までであればベストである。母体保護の観点から、第一子はそれ以前であればさらに望ましいだろう。複数の子供を予定している場合には、先程の理屈から言えば、誕生は38歳、妊娠は37歳まで。
よって、出産(妊娠)適齢期は、~32歳(第一子)~37歳(末子)という結論に至る。

【2】家の購入
 多くの人が利用している住宅ローン「フラット35」はタイトル通り、35年掛けて返済することとなる。定年退職時(60歳とする)までに完済するように借りるには、25歳から返済を開始する、つまり25歳に住宅を購入することがベスト。しかしながら、25歳といえば、大卒だと社会人3年目。頭金が貯まっていないケースもある。そこで、返済期間を30年に短縮して考えると、30歳から返済を開始するようになれば良い。返済期間をさらに短くすると月々の返済が厳しくなるケースがある。
 よって、住宅購入適齢期は25歳~30歳。家の建築や物件探しの期間を1年間かかるものとすると、24歳~29歳には住宅購入に向けてのアクションを開始しなければならない。

【3】結婚・結婚に伴う交際
 上記を参考にして、逆算してみる。
 妻が妊娠する時期が32歳となれば、それ以前である必要がある。とはいえ、結婚してすぐに妊娠というわけにもいかず、親族への挨拶・役所や金融機関への手続き・職場も含めた周囲の環境への慣れ、何よりも結婚生活の安定までの期間等を勘案すると、妊娠までに3年程度の期間は必要である。すると、結婚(入籍)は29歳までに済ませる必要がある。
 先程の住宅購入に向けてのアクションのことを考えると、結婚してから2人で新居を考えるケースが多いと考えられるため、29歳というのは最終リミットである。29歳での結婚で、結婚と同時に住宅購入するようなイメージだ。
 そこから、相手と出会い交際する時期を逆算してみる。自分や相手の両親への挨拶、結婚に向けての環境整備、何よりも相手と結婚すると意志を固めることができる期間を考えると、出会ってから入籍日までは2年程度の期間は持ちたいところ。もし相手がいなければ探すところからスタートさせる必要があるため、入籍日の少なくとも3年前からは動き始めなくてはならない。
 よって、交際相手を探し始めるのは遅くとも26歳までにする必要があり、27歳までに交際をスタートさせる必要がある。そして、結婚(入籍日)を29歳までに済ませるべきという結論に至る。

【まとめ;期限】
26歳:交際相手検索開始
27歳:交際開始
29歳:結婚、住宅購入決定
30歳:住宅購入(入居)
32歳:第一子妊娠
33歳:第一子誕生
37歳:末子妊娠
38歳:末子誕生
55歳:第一子大学卒業
60歳:定年、住宅ローン完済、末子大学卒業

以上が、金銭的な面だけを考慮した「適齢期(タイムリミット)」の結果である。
もちろん、これ通りに行う人生が素晴らしいとは言い切れず、個々の事情に応じて変動があるものではあるが、論理的に導き出した1つの目安ということでご理解頂ければ幸いである。


オオカミ少年(たまには役立つ記事を)

窓の外から優しい日差しが降り注ぐ日曜の午後、皆様はいかがお過ごしだろうか。
もちろん外は天然の冷蔵庫と言えるくらい寒いが、部屋の中から日差しを浴びるのはこの上なく心地よい。これが冬の醍醐味だろう。
PC上の身辺整理をすべく、このサイトの記事を振り返ってみたが、なんというか「役に立つ記事が無い!!」。これではせっかく就職して何かの「プロ」になったのに、何も学んでいないことになるし、何も社会に還元できていない。とはいえ、社内規定等もある中で、色々制約もある。そこで、今日は全くの「通りすがりの人」という体で、お金の話をしよう。なお、この話を読んで実行してくれたからと言って、俺にメリットやデメリットは1つも無いということを予め強調しておこう。そして、投資はあくまで自己責任で。

社会人になると、金融機関とのお付き合いが出てくる。銀行、証券会社、保険会社・・・。企業に入れば、企業年金やら確定拠出年金・・・。一般市民としても国民年金やら何やら、お金と縁を切ることはできない。彼らは誰も「ホンネ」は言わない。もちろん、まともな企業なら「ウソ」をついているわけではないが、彼らの不利になるようなことは隠される。国も本当のことを言わない。というより、1つ1つの事象については公にリリースされるが、それらが組み合わさった時どういった意味合いのメッセージなのか、彼らの言葉はわかりにくい。また、メディアやネットの記事等も、一部を切り出してみるだけで、全体像から言えば食い違うことが多い。そして、人はお金に関して疑心暗鬼になっていく(or誰かに騙される)。

「オオカミが来たぞーー!!」

皆そう叫ぶが、どこにどのようなオオカミがいて、それにどう対処すれば良いのかパッケージで教えてくれない。
今日は自分なりのオオカミ対処法をお知らせしよう。

給付抑制で将来水準確保=低所得者への安全網課題―年金改革法

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161214-00000103-jij-pol

昨今、こんなニュースが飛び交い、我々の老後に不安を与えている。そうでなくても、日本の年金は「持たない」と言われ、破綻するわけではないが俺と同世代の人間が老齢年金を給付される時には、その水準は満足いくものではないだろう。少子高齢化に伴う人口バランスのゆがみ、いやそもそも今の高齢者が現役世代の時に支払ってきた年金保険料があまりに少なすぎたからこんな事態を招いたわけではあるが、公的年金に100%の信頼を寄せる者など、まともな若者ならおそらく皆無だろう。

一方で、こんな話も出てきている。

年金のプロが伝授!「個人型確定拠出年金」はこんなにおトク 知らねば損する、とはこのことだ

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161206-00050279-gendaibiz-bus_all

2017年から「iDeCo」が始まる。個人型確定拠出年金は今までもあったものだが、大きく制度改正され、利用できる対象者が大幅に増える。この制度は、簡単に言えば、以下の通りだ。

① 毎月少しずつ老後に向けて投資(貯金)しなさい。その分だけ所得税等の税金を免除しますよ。
② 頑張って自分で運用してお金を増やしなさい。増やした利益についての税金は免除しますよ。
③ 60歳になったら増やしたお金(元本+運用益)を受け取れますよ。そのお金は退職金とかと同じ扱いにして税金を安くしますよ。
(④ これだけ税金優遇してあげるんだから、老後のお金は自助努力で何とかしなさい。その分、国が用意する公的年金は減らしますよ。)

④は国からの裏メッセージだ。つまり、株とかの運用は「一部のお金持ちだけ」「ギャンブル好きの人だけ」とかと言っていられないのだ。国民全員がお金を働かせて自分で増やしていかないといけない時代に突入しているのだ。

iDeCoについての詳細な説明は省くが、今まで得た知識を活かして、「普通の人」がギャンブルすることなく運用する方法を考え方だけ教えよう。
もちろんiDeCoに使っても良いし、証券会社でNISA口座を開いて使っても良い。「NISA」も国民が自助努力でお金を増やすために税金を優遇している制度であり、活用しない手はない。

A.毎月、一定額を投資する
B.あらゆる資産に分散投資
C.運用成果に一喜一憂しない
D.安くなったら買う、高くなったら売る
E.手数料が最も安い投信をネット証券で買う

この5原則さえ守っていれば、大負けすることはまず無い。「株の世界は9割負ける」「素人は手を出すな」というのは、どこかの企業の株を一本釣りのような形で買っている人の負け惜しみであり、「インデックス投信」のような何百、何千もの銘柄を少しずつ持ってパッケージにしているような商品の話ではない。

A.毎月、一定額を投資する
文字通り、きちんと解釈して欲しい。何があっても、「毎月」変わらず投資。「一定額」金額を変動させずに投資。SBI証券の「投信積立」のようなシステムで、機械的に一定の投資を続けていく。「ドルコスト平均法」という理屈に基づくものであるが、平均購入額が安くなるというもの。だが、それ以上にこのシステムにはメリットがある。人は、間違える。人の恣意的な判断は間違うことが多い。「もう少し安くなってから買いたい」「今上がりそうだから買いたい」人は色々な思いに左右され、客観的に冷静な判断を下すことは容易ではない。それ以前に、プロはスーパーコンピューターのような機械を駆使し、月に何百万円も利用料が掛かる情報端末を使い、この道何十年のようなベテランが議論を重ね、投資判断を組織的な意思決定の下、下している。素人が恣意的な判断で勝とうと思う方が無理。機械的に理論に従って投資すべき。

B.あらゆる資産に分散投資
この2つの記事を見て頂きたい。
①NY株、一時2万ドルに迫る 米3指数が最高値(2016/12/14 12:03)
②NY商品 原油が続落、ドル高重荷 金急落で10カ月半ぶり安値(2016/12/16 6:01)
トランプ相場で日米ともに株式市場が盛り上がっていることはニュース等で目にするだろう。①の記事は、ニューヨークの株式市場で株価を示す指数(日本で言う日経平均株価のようなもの)が市場が始まって以来最も高い数値を示しており、株式投資をしていた人は相当儲かっているだろうということだ。一方、同じ金融市場でも、②の記事のように「金(ゴールド)」に投資していた人は「10ヶ月半ぶり安値」と出ているように、商品価格が下がって損をしていた可能性がある。金(ゴールド)は金そのものに価値がある(地球上にある量が僅少であることから値段が暴落しにくい)ことから安全資産と言われ、「純金積み立てコツコツ」のCMにあるように資産形成のために投資する人も少なくない。ただ、今みたく株のようなリスク資産がどんどん買われているような情勢だと、金から資金を引き揚げて株に投資する人も少なくない。よって、金の価格は下がる。このように、同じ情勢下の「投資」でも、何に投資したかによって値動きは異なってくる。もちろん、株価が下がって、金が急騰するというケースも多いに考えられる。よって、異なった値動きの資産を少しずつ持っていれば、まるでシーソーの真ん中に立っているように、経済情勢に左右されにくくなるということだ。

C.運用成果に一喜一憂しない
基本は長期投資。経済情勢は常に変化するものだし、過去10年間を見ても、1つの資産だけが勝ち続けていくことなど無い。毎年、儲かる資産、損する資産は異なる。一旦、投信積立のシステムを組んだら、しばらくサイトを開かずに放っておいても良いくらいだ。

D.安くなったら買う、高くなったら売る
これはスーパーの買い物やヤフオクとかと一緒。安いバーゲン・セールの時期に欲しいものを買い、人気が出てきて高くなった時にブランドもののコートをヤフオクとかに出したら高く売れるのと原理は一緒。なぜか投資となるとそれを忘れて逆の方に走ってしまう人が多いのだが。「○○ショック」「○○株、暴落」とか悲壮感漂うニュースが出てきた時は、株式のバーゲンのお知らせだと思った方がいい。金融雑誌だけでなく、一般大衆紙にまで「皆さん、株を始めましょう」「○○株が今、買いだ!」などと記事が出たら、そろそろバブル終了のサイン。最高値で売ろうなどとは思わず、トータルで利益が出ていたとしたら売却すればいい。周りが浮かれている時こそ、自分が保有する資産をいつ売るか、緊張感を高める時期なのだ。

E.手数料が安い投信をネット証券で買う
銀行窓口や営業員経由で投信を買うのは論外。買うなら必ずネット専業証券。SBI、楽天、マネックス。こういった所で手数料の安い投信を選ぶ。
費用がかかるポイントは大きく2つ。「購入時手数料」「信託報酬」。前者は投信を購入する時のみかかる費用。「ノーロード」と言った購入時手数料無料の商品も最近は多いので、それを選ぼう。「購入時手数料3%」の商品を買うということは、100万円投資したつもりでも、実際は97万円からのスタートということになってします。後者は、投信を保有している間ずっとかかる費用。「信託報酬年率2%」の商品は、例えば運用成果そのものが±0%なら、毎年-2%ずつ資産が減っていくのと同じこと。最近は信託報酬のコスト競争が熾烈になってきており、年率0.5%を切る商品も珍しくない(インデックス投信に多い)。できるだけコストの安いものを買うこと。くれぐれも「外貨建て変額保険」を「銀行窓口で買う」などという愚行はしないように。

最後に、「元本保証ほど安心できない言葉はない」とだけ言い残して、今回の記事を締めくくろう。


俺たちは、変わったよ。

「俺たちは変わったよ」
久しぶり会った友にそうつぶやいた。
破天荒を気取っても、ちょっとした不良気分を味わおうとしても、捨てきれない真面目さが邪魔をする。〆切の足音が近付くにつれ、今まで溜めてきた宿題をやっつけ仕事で一気に片付ける。捨てきれない性分と嘆くべきか。それとも、その変な生真面目さがあるから、ここまで道を大きく踏み外さずにやってこれたのか。答えは自分自身すら知らない。

俺は変わった。ここ数年で劇的に。
東京都心で働くという夢を叶え、裕福とは言えないまでも同世代の中では恥ずかしくないだけの金を稼ぎ、結婚をし家庭を築き、自分のベースとなる棲家を建てようとしている。
22歳で大学を卒業してから約4年の間に起きた出来事だ。

そして今日、26歳となった。
世間一般の人にとっては、何でもない師走の週初め。今年も空に太陽が輝いてくれた。
地味だけど、穏やかな陽だまりを感じられるいい日になった。

結婚して初めての誕生日だ。
いつもは厳しい妻も「アラサーの世界へようこそ!」と、とても眩しい笑顔で歓迎してくれた。
愛してるとか、恋してるとか、そんなチープな話じゃない。俺にとって、大事な人。

俺は絶えずモノを効率的に考え、人生の最短経路を走ってしまう。世間が何を追っても、周りを全く見ることなく、自分だけの世界を創り上げてしまう。もちろん、それは正しかった。自分の世界観を構築し、それを表現する意味においては不可欠な能力だ。ただ、他の人が当然にして歩んできた道を歩いては来なかった。旅行に例えるなら、ハワイに行っても海を見ない、ニューヨークに行ってもマンハッタンの街を歩かない、誰もが当然にして得てきたものを俺は全く得てこなかった。誰もが当然にして味わうべき楽しみや喜び、悲しみすらも経験していないし、人の愛し方さえ知らない。

俺の人生設計は完璧に近い。だが、色味がない。設計図としては申し分ないが、その絵はモノクロであり、夢も希望もない。そんな俺の人生に彼女は半ば強引に色を足した。モノクロで殺風景だった絵が、カラーに変わることにより鮮やかに輝き始めた。

俺は他の人が経験できないようなことを君に伝え、「難しい」ことを君に教える。
君は普通の人が経験してきたであろうことを俺に伝え、「当たり前」のことを俺に教える。

これからも、そんな愛情たっぷり叱ってくれる大事な人と一緒にいようと思う。

そして、俺を大事にしてくれる仲間も増えた。
ずっと大事にしてくれる仲間がいることも知っている。
苦しかったけど、今日まで生きてきて良かった。
明けない夜は無いし、春が来ない冬もない。
月並みな言い方だけど、自分に関わる全ての人を少しでも幸せにしたい。

「俺たちは変わったよ」
だけど、どんなに嫌な経験したって、どんなに裏切られたって、誰かを想う気持ちだけはピュアでいたいと思う。

今年もお世話になりました。
26歳の1年もよろしくお願いします。


なぜ「木更津」なのか!?(立地選択の理由その1)

マイホーム計画はいいが、「どこに住むのか!?」というのは最大の関心事だろう。
地方に住んでいて親の住んでいる家を建て替えるというのであれば話は早いが、俺も妻も地方出身の東京勤務。お互い頼るものはない。裏を返せば、選択の自由はいくらでもあるわけだ。

まず、俺の希望を整理してみよう。
①満員電車はイヤだ!
②狭い家はイヤだ!
③都心から遠いのはイヤだ!
④道路事情が悪いのはイヤだ!
⑤海から遠いのはイヤだ!

「もうイヤさ もうイヤさ もうイヤさ Baby!ひと夏だけの思い出なんて・・・」
と「BABY ACTION」が聴こえてきそうだが、東京での生活は楽しくもあるがイヤなものもいっぱいある。妻は俺に輪をかけて「わがままジュリエット」なのだが(笑)

上の条件を叶えてくれそうなのが「木更津」だった。

①満員電車はイヤだ!

鉄道の混雑率を今さら比較するのももう飽きたが、朝の通勤ラッシュ時における都心に向かう電車は全て混んでいる。どのくらいの混雑率かといえば、猪瀬元都知事がカバンに無理やり5,000万円を押し込んだくらいの混雑率である(笑)。これから夏にかけては特に「くさい」「湿ってる」「汚い」。朝もヒドイが、金曜の夜はもっとヒドイ。何が楽しくてあんな空間にいるのか。混雑が嫌いでTDRに行きたがらない俺は耐えられない。

では、ギュウギュウに混んでいる電車を避けるためにはどうすればいいか。答えは簡単。

「電車に乗らなければいい」

そこで考えたのが「高速バス」。立ったままの乗車が法律上、認められないため、必然的に座席(補助席含む)に座らなければならない。また、路線バスとは異なり、全席2×2のクロスシート(トイレ付)でゆったり座れる。最近の高速バスはWi-fi付のものもあるため、タブレットを持ち込んで映画を見ていても良い。もちろん、ゆっくり寝ていても良い。もちろん、特急電車やグリーン車でもこういったことは可能だが、会社からの交通費支給は「普通乗車券」の定期券分しか認められない。高速バスなら全額支給の範囲内で可能というわけだ。

木更津金田BTからなら、東京駅まで40分。自宅からクルマでBT近くの駐車場まで乗り付けて、そこから高速バスに乗るスタイルだ。「飲んで帰れないじゃないか!」という声が聞こえてきそうだが、酒はそんなに好きじゃない。特に妻と付き合い出してからは、俺単独で飲むことはほとんどない。仕事上での数少ない飲み会とかは別にして、彼女に何かあった時、クルマやバイクで迎えにいけないという事態は避けたい。ただ、それだけだ。

会社の場所も東京駅から近いため、東京駅発着のバスは好都合というわけだ。
自宅からのドアtoドアを考えても1時間~1時間半の間には収まるだろう。

②狭い家はイヤだ!

東京に来る前から思っていたこと。広い家に住みたい。
実家も静岡の中心部で狭かったため、庭付き一戸建てというのは俺の理想なのだ。妻は田舎が広いため、同じく狭い家は望まなかった。

だが、前回の記事で書いたが、とにかくカネがない。土地にカネを遣いたくもない。
ここで、皆様に相場観を養っていただこう。参考にしたのは下記サイト。
http://www.tochidai.info/
おそらく住宅地と商業地が一緒になっているであろうが、坪単価を見てみよう。

銀座とか日本橋とかで有名です。
東京都中央区:1791万0371円/坪
今住んでいるところだと・・・
東京都江東区:160万0958円/坪

少し23区外の郊外に目を向けてみましょうか。
東京都国立市:115万7776円/坪
神奈川県川崎市中原区:157万4729円/坪
神奈川県横浜市青葉区:103万1562円/坪
埼玉県さいたま市大宮区:168万9649円/坪
埼玉県川口市:79万0236円/坪
千葉県船橋市:59万4007円/坪
千葉県千葉市美浜区:52万8785円/坪

さて、木更津ベース対象区域の地価を見てみよう。
千葉県木更津市:11万0265円/坪
千葉県袖ヶ浦市:12万3164円/坪

なんということでしょう!東京都下・横浜の10分の1以下で、千葉県北西部と比べても5分の1である。
江東区で30坪の土地を買う場合、単純計算で160×30=4,800万円となる。この時点で予算オーバー。
同じことを木更津市で当てはめると、11×30=330万円。雲泥の差。
それに、土地の一区画(ロット)が江東区と木更津市では大違い。そもそも都心では90坪の土地などまともには出回らない。
広い土地を買うなら、郊外に出るしかないのだ。

とはいえ、ここまでは前回(5年前)の木更津ベースプロジェクト発足の際にわかっていたこと。
俺の目論見は当たっていたのか、木更津の地価は上昇し始めている。

木更津、君津が上位独占 住宅駆け込みで需要増 公示地価上昇率
http://www.chibanippo.co.jp/news/economics/184647

また、同じようなことを考える方々も増加している。

東京駅まで高速バスで40分 「木更津市に住む」という選択
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/178207

あの時は土地を買える状況じゃなかったが、この事に気付いていただけに非常に悔しい。
その分、三井アウトレットパークが出来たり、イオンモールが出来たり、街の開発は進んで住みやすくなったわけだが。
うーん、悔しい!

妻が邪魔しに来たので、今日はこの辺で。続きは後日書くことにしよう。


ベースプロジェクト、再び。

「X DAY」は突然、訪れた。
今勤務している会社の統合により、現行の社宅制度は廃止されるような風向きらしい。
今まで一般の会社では考えられないような補助が出ていただけに、今住んでいるマンションに住み続けるのは相当な負担になる。

通知を受けてすぐ、妻にLINEを送った。
「家買う車買う」
すると、妻から返事が。
「買いましょ」

ベースプロジェクト、再び動き始めた。
しかも、当時の「木更津ベースプロジェクト」とは異なり、独身貴族プロジェクトではなく、幸せいっぱい(?)の家族計画だ。

とはいえ、俺もまだ入社4年目、25歳。
とても裕福とはいえない程度の給料だ。年収ベースで見ればそこら辺の同年代よりは若干もらっているかもしれないが、業界の特性上、賞与が高く出ているだけなので、月給は派遣社員並みのものである。かといって、妻の給与を合算しようとは思わない。雇用形態の問題もあるが、そもそも生活費は俺の給料、旅行等の余暇や入院等の急な出費、貯金は妻の給料が主に・・・というのは結婚の時に決めたものだ。
よって、どこかの企業のCMではないが、「東京に一戸建てを持とう!」は無理です(笑)
それに、この高騰している最中で、新築マンションを買う気も毛頭ない。
俺は実家が狭かったからというのと、妻は田舎育ちなので、広い庭付き一戸建てに憧れている。
となると、必然的に「木更津ベースプロジェクト」が復活してくる。

地域やどういったものを建てるか、ということは後日話すとして、現状の資金関係だけ整理しよう。

経営統合後の月給アップを考えたとしても、家賃(住宅ローン)に充てられる額は、どんなに頑張っても月9.5万円。
今の自己負担分家賃の2倍くらい。
フラット35のシミュレーションサイト(金利1.54%、35年返済、9割超)でやってみると、借入可能額は3,082万円。
月10万、9割未満の金利1.100%まで頑張ったとしても3,484万円。あのサイトはボーナス払い等を考慮していない+用意できそうな頭金等を考えても、諸費用込で最大4,500万までに抑えなければならない。かなり厳しい。

というのも、郊外に行く代わりに土地の広さだけは妥協したくなくて、2人とも最低75坪、理想は90坪くらいを検討している。建ぺい率50-60%程度の地域と見込まれるため、実際の建物スペースはそこまで大きくなく、クルマ2台、バイク1台の駐車場と広めの庭に費やされるものと考えられるが、それにしても都心の狭小住宅よりは広い家が建つため建築コストもバカにならない。すると、必然的に膨大な広告費(CM、モデルハウス等)を費やしている大手ハウスメーカーは選択肢から消え、ローコストから無名の工務店・設計事務所等を検討することになる。むしろ、これは喜ばしいことで、高いカネをかけて一生に一度の買い物をするというのに、決して少なくない割合が大企業様の宣伝費にあてられるのは納得がいかなかったし、それよりも名が知れていなくて構わない(その分情報収集も難しいが)ので、技術力があるプロの方々と0から創っていきたいと考えている。「安っぽい」って言われてもいい。外観はどうでも、高性能な家が建てばそれでいい。そう思って、パートナー探しの旅に出ることにした。

ここでは、現在進行形として、ベースプロジェクトの詳細を綴っていきたい。


後ろの扉は開いていた

今年のGWは例年以上に充実していた。
前半3連休は妻と山梨県・白州へ行き、サントリー白州蒸留所の工場見学をしてきた。
毎年長期休暇には、いや毎週末、中央自動車道は混んでいる。レンタカーでも借りて行けば安上がりではあるが、事前に指定席を取って特急「あずさ」で向かい、現地でクルマを調達することにした。
自然を堪能できたことだし、有名な蕎麦屋にも行けたことだし、良かったと思う。

月曜日の出勤を挟み、中盤は友人と遊園地に行ったり、高校時代の友人に会ったりして、それはそれは充実した日々を過ごした。
Facebookとかやっていれば、写真でもアップしただろうが(笑)
(※Davy FujinamiはFacebookはやっていません。もし同名のアカウントがある場合、それは偽物かと思われます。ご注意ください。)

そして、6日金曜日は有休を頂いたので、これまた高校時代の友人に会った後、家事を少しやって、久々にレコーディングをした。
歌詞や音源は用意していたものの、なかなかそれを曲にするチャンスがなかったため、妻がいない時間にやってしまおうと思ったわけだ。
あと、歌詞も音源も気に入っていながら、あまりに歌が下手だったために気に入らなかったあの曲のRe-Recordingもした。
近々、Podcastも再開できればいいなーと思っている。スペシャルゲストでも呼ぼうかと思って、一応話は進めている(快諾とまではいかないが)。

さて、以前に比べ、同年代、あるいはそれなりに近い年代の異性の友人が結構できたことから、以前のDavyとは違うテイストになりつつある。
以前(大学以前)は、いわゆるDavyファミリーは男ほぼ100%な状態であったが、最近では、特に会社では女性の同僚が多いことから自然と関わる機会も増えている。そんな中で、色々思うことがある。恋愛の話をしよう。

かつてDavyはすごく奥手だった。女性に(可愛いか否かを問わず)話し掛けるのはものすごく緊張して、幼い頃は顔を真っ赤にしながら、少し大きくなってからはどこかカッコつけていないと「収まり」が悪かった。せっかく好きな女の子ができて、友人に相談しても、あまりにDavyが臆病なことから半ば呆れられていたこともそう遠い話ではない。正直に言うと、今でも若干緊張する。話し始めてしまえば慣れたものだが。

男性諸君、それも俺と同じ奥手な男性は同じような思いを抱いていたことだろう。女性は、少しでも可愛い人に対しては「彼氏いるだろうな」「仮に彼氏いなくても俺なんか相手にしてくれないだろうな」「変なヤツって思われて笑われたり嫌われたりしないかな」なんて思っていたものだ。せっかく話を始めても「こんな話じゃつまらないって思っていないかな」「どんな話題を話せばいいんだろう」と不安になり、不安が緊張を呼んで喋れなくなり、変な間があいてしまうことも。いや、そもそもちょっとしたごはんに誘おうにも「断られないかな」「自分が相手のことを好きってバレないかな」「OKしてくれても内心はイヤなんだろうな」とか考えだしたら止まらないスパイラル。俺もそうだった。

ただ、実際に女性の話を聞いてみると、どうも考え過ぎだったということがわかってきた。ある仲の良い(それも結構可愛い)女性の同僚に昔上の段落のようなことを思っていたんだけど、実際どうなの?と聞いてみると、「えーなんでよ。もったいない。もっとリラックスしてくれていいのに。」と言われて拍子抜けしたものだ。それに、彼女自身も困っているようだった。年頃の女の子だから恋愛もしたいし、結婚もしたい。それなのに、出会う男性は常識がなかったり、先のこと全然考えてなかったり、まともに連絡も取れなかったり。「最低限の常識がある普通の人」に出会いたいのだと。
(ちなみに、上記の話は特定の人のことを挙げているわけではありません。そんなことをすると誰のことを書いただ何だと詮索が始まるので、私が聞いた5人以上の複数人の人の話を全てごっちゃに混ぜて書いています。悪しからず。)

そうなんだ。学生の頃はスポーツができたり、顔がカッコ良かったり、そういう人がモテていて、そういう人しか彼女を作ることができないものだと思っていたが、実際に求められているのは「普通の人」のようだ。それもよく雑誌とかに書いている「年収○○万円以上の人」とかではなく、ちゃんと安定した職に就いていて、きちんと挨拶ができて、物事の順番とかを守って、相手のことを思いやれる優しい人で、自分のことも相手のことも興味を持って話せる人という、特に難しくない要求だった。そして、意外と門戸を広く開けて待ってくれている。多少のミスは補い合ったり一緒に頑張ろうとしてくれるし、ちゃんと前向きに笑顔を絶やさずいることができれば、きっと出会いが待っているんだということを、俺はこの歳になってやっと知ることになった。

顔とかスポーツの能力とかはそんなに気にしないらしい。一時の遊びなら気にされるが、結婚を見据えたような長期的な付き合いではあまり重要視されないみたい。最も、意外と「身長」にはこだわる人が多いんだなーというのは「ああ・・・」と思ったわけだが(笑)

そう考えると、過去に開けようともしてこなかった扉、意外と開いていたのかもな。もしかしたら、違う選択肢もあったかも。
自信が無かった時代、開けたい扉ではなく「開けやすそうな扉」に手を触れてきた時代もあった。でも、本当は、開けたい扉を開けるべきだったのかもね。
今の記憶のままで過去に戻れるとしたら、俺はどうしていたんだろう。

とはいえ、そもそも後ろの扉が開いていたことを知れたのは、俺が結婚したことで違う角度から物事を見られるようになったからであって、別にあのまま扉を開けた所でおそらく開かなかったのかもしれない。今だからできる答え合わせ。

そんなことを思いながら、俺は「できそうなこと」じゃなくて「やりたいこと」の扉を開けないとな!って思った。
扉を開けてもし違ったら「失礼しました」って言ってダッシュで逃げたらいいだけ。
「結婚して丸くなった」なんて言わせない。「テイスト変わったけど、やっぱりアイツはDavyだ」という路線で行きたい。

5年前に計画したベースプロジェクト。次回はブラッシュアップした俺のビジョンを聴いてもらおうじゃないか。


この場所で、もう一度。

9ヶ月ぶりに書いていた記事を捨てて、1からやり直す。
久しぶりの挨拶は、後回しにさせてほしい。

この場所に戻ってくる意味を、改めて実感することができた。
俺はこの場所で、陽の当たらない場所で君たちにメッセージを送り続けていきたい。

「いじめ」について取り上げられた番組を見た時、自分の小学生時代を思い出して涙が止まらなかった。
小学2年生の時、俺はいじめにあっていた。
クラス中から無視され、発言すると否定され、校庭を歩いていると後ろから傘で突き飛ばされ、自分のカバンをトイレの便器に流された。
親に相談してもまともに取りあってもらえず、教師も頼りなく、1人で抱え込んでいた。
学校に「行かない」という選択肢すら許されなかった。それを許してくれる親ではなかったし、当時の俺は優等生だったため、周囲の期待を裏切るようなことは許されなかった。

社会人になってからも似たようなことは起きた。言質をとられたくないので詳細に書くようなことはしないが、前回の記事の続きの話はここにたどりつく。いじめに近いようなものを受け(正確に言えば、小学2年生当時と境遇が似ていたためフラッシュバックで悩まされた)、人生で初めて心療内科という所に通い、結果的に職場を追われることになった。これが、今言える範囲での真実だ。

カッコ悪い人生だ。大人としても、男としても、情けない。俺は弱い人間だ。
結婚もしたが(この経緯もまた後日)、正直、世間一般で言われるような華々しい新婚生活ではない。お互いが目をハートにして相手を見つめるような生活とは程遠いということだ。いざこざやトラブルだって絶えない。
真っ直ぐ主流を歩きたくても、路地裏を彷徨い続けている。所詮はUNDERGROUNDな人間なんだ。

「幸せだとは言わないが、不幸ぶるのはガラじゃない。」

そうなんだ。だからといって、ふさぎ込んでいるわけじゃない。
胸に刻んだ「UNDERGROUND FOREVER」。俺はずっと亜流でありながらも、胸を張って生き続ける。そんな「何をやってもうまくいかず、陽の当たらない場所しか歩けない男」の生き様を見て、知って、感じ取ってほしいと思って、ここで言霊を発信し続けていたんだ。
そう思った時、この場所に帰ってきたいって、本気で思えた。

日々の生活に追われて、ブログという場を通じて語ることを怠っていた。せっかくブログを始めて10周年を迎えたというのに、何一つしてこなかった。
ここで何かを語る意味を見失いかけていたのかな、と思う。今さら誰も見ていないだろうし。

だけど、そうじゃない。高校卒業の時にもらった、見知らぬ誰かからのメッセージ。
俺の生き様を見て、いじめられていた自分の励みになったという、嬉しい言葉。
今日、もう一度読み返した。そして、思い出した。今やらなきゃならないことを、必死でやろうって。

俺の素晴らしい優秀な友人たちのように、仕事でもバリバリ成果をあげ、理想の結婚をし、世間一般の憧れとなるような王道を歩ける人間はいい。そんな友人たちを紹介する度に妻は、「なんであなたの友達は、背が高くてイケメンでしっかりした人たちばかりなの?なんであなたと友達になってくれたの??」ってイヤミを言うくらい。その度に俺は彼らにやっかみを感じ、僻み、卑屈になっているわけだが(笑)彼らは称賛される生き方だ。

でも、俺は違う。頭だって良くないし、説明するの下手だし、仕事においても家庭においてもその他のことにおいても器用にこなせるわけじゃない。人とだってうまく付き合えるわけじゃない。立食パーティーみたいなところで、進んで話しかけていくことができないくらい、いわゆる「コミュ障」ってヤツだ。また、王道を歩くのが好きじゃない。ステータスを得ることがいつの日からか嫌いになってしまった。

俺ができるのは、そういう俺と似たような境遇、つまり何をやってもうまくいかなかったり落ち込んだりしている連中に、そんなヤツでも人生捨てたもんじゃないってことを伝えることかな。「バカだな」「不器用だな」って俺の事笑いながら、「こんなヤツに比べたらまだまだ自分、やれるよな」って思ってもらえたら最高だ。だから俺は上から語りたくはない。下から変に持ち上げるような語り方もしたくない。同じ目線を気取っていたくもない。勝手に、自分が思ったことだけを、正直に語っていく。俺は俺の生き方で、偽善者としてやらせてもらう。それが俺にとって「生きる」意味だから。このサイトでは、「UNDERGROUND」な連中と、ちょっとしたパーティーを開けたらそれでいい。

決して王道になることなく、UNDERGROUNDな世界で、永遠に。
11年目も一緒に楽しんでいきたい。

この場所で、もう一度。


さようならとは言わせない

過ぎゆく日々は、終焉が見えた時に初めてその尊さが感じられる。
いつだってそうだった。そんな経験を繰り返してきた。だから、ひょっとしたら「終わり」というものに鈍感になっている自分がいたかもしれない。
でも、今回は違うんだ。

大学を卒業し、今の会社に入って2年4ヶ月。入社当初はサラリーマン生活というものに慣れず、「俺は一生つまらない人生のまま終わってしまうんじゃないか」と涙した日もあった。広告関係の部署に配属され、上司や先輩に怒られながら、少しずつ仕事というものを学んでいった。2年目に入り組織が変わった頃からは、周囲に教えることも多くなり、ほんの少しだけ大きな顔して仕事できるようになった。入社当時から興味を持っていた資産クラス「J-REIT(不動産投資信託)」の知識もどんどん身につけ、2年目にして「J-REITならあいつに任せておけばいい」と周囲から認めてもらえるまでになった。人事異動などで頼りになる上司や先輩がいなくなったこともあり、僭越ながら役職はないけど俺自身が部を面倒みることもあった。そうやって、小さな信頼を積み重ねてここまできた。全てが順調かに思え、楽しくリラックスした日々を送っていた。

だが、幸せな日々は長くは続かなかった。
俺自身に人事異動が言い渡されたのだ。

「銀行に行ってこい」

聞いた瞬間、全身の力が抜け、震えが止まらなくなり、吐き気を催すまでに至った。

某メガバンク本社への出向だ。来月から銀行員になれという。
「栄転じゃないか」と言う人もいる。でも、俺はそうは思わない。

とにかく過酷な環境らしい。残業時間が今の3倍近いと聞く。少なくともアフター5を充実させるなどという今みたいな生活は今後一切できなくなる。
また、上意下達の縦社会。ドラマ半沢直樹を見た人ならおわかりかとは思うが、とにかくドロドロした世界だと聞く。過去にはウチからの出向者も何人かいるが、ほとんど疲弊して帰ってきている。恐ろしいことこの上ない。

ましてや、企業再編報道も飛び交う中、任期満了後に帰ってくる場所さえ危うい。帰ってきても浦島太郎状態になりかねない。不安で不安でしょうがない。

何よりも、今まで一緒に仕事してきた仲間を失いたくない。通常の人事異動とは違い会社を離れることになるので、関係者にはご挨拶させていただいたが、改めて自分に関わってくれた人の多さに気付かされた。
俺は仕事をする上で「人を大事にする」ということを重視している。仕事のやり取りを必要最小限だけするのではなく、他愛ないことを雑談したり相談したり、時にはランチや飲みの席をご一緒したり。老若男女立場役職に関わらず、人と仲良くすることを最重視してきた。
自分が知識も能力もないのは俺自身が一番よくわかっている。1人でできることなんかたかが知れている。だから、部署関係なく色んな人と仲良く話せる状況を作り、そういった方々のお力を少しずつ拝借する形でスムーズに仕事を進めてきた。たまに「Davyくんは仕事が早い」なんて褒めてくれるひともいるが、これは俺の力でもなんでもなく関係者が力を貸してくれているからに他ならない。だからこそ、そんな愛情溢れる大事な大事な仲間と離れることがこの上ないくらい辛いんだ。

仕事に厳しく近づきにくいとされている他部署のマネージャーに「あなたがいなくなると本当に困るわね」と言ってもらえた時は、涙が出そうになった。周りの人はその人のことを怖いだの融通がきかないだの言うけれど、俺はその人のことが好きだったし、正確な資料を作る上では誰よりも知識がある人だから、信頼していたし頼りにしていた。その人からそんな温かい言葉を頂けるなんて思ってもいなかったから、「ああ、こんな俺でも彼女に認めてもらえるだけの仕事ができていたんだな」って思えて本当に嬉しかった。

また、入社時から俺を支えてくれていた1つ上の女性の先輩。1人ぼっちだった俺に声を掛けてくれた先輩。公私共に本当にお世話になった。大好きだった。変な意味でなく、俺を男にしてくれたのはこの先輩だ。詳細はここでは書かないが、本当に可愛がってくれた。俺が泣いた時は一緒に泣いてくれたし、仕事面もそれ以外も心の支えになってくれた大事な人だ。でも、この先輩の仕事は今度行く先と関わりのあるものだから、今度は向こうから支えようと思う。

そして何より。相棒との別れ。
1つ下の女の子。俺が一番大事にしていた後輩だ。
いや、後輩なんかじゃない。俺は対等の友達でいさせてもらった。
いつも一緒だった。仕事に関して言えば、俺が持っているものは全て彼女に伝授したつもりだ。今ではすごく頼もしい存在になり、むしろ俺の方が彼女を頼りにしているくらいだ。
昼休みに関してもほとんど一緒だったし、夜飲みにいくこともあった。周囲からは「付き合っているんじゃないか」と思われるくらい仲良くさせてもらっていた。向こうの方がしっかりしていることから、俺たちの会話は「夫婦漫才」と言われることもあったくらい。
似た者同士なんだ。体育会系嫌いで、心を完全に許さない相手と皆で騒ぐのは好きじゃなく、説明したいことは1から10まで言わないと気が済まなく、キレイ好き。かと言って、面倒くさがり屋で、友達がそんなに多い方でもなく、異性関係に関しても似たような認識を持っている。理想とするところも近く、俺にとって自分の分身がそこにいるんじゃないかと思えるくらい。
一生大事にしたい存在と巡り合えたことは奇跡なんだと思う。俺としては、お互いどんな立場になろうとずっと味方でいたいし、仲間でいたい。
とても素敵な本当に可愛い女の子だ。人としてちゃんとしているし、何より心がピュアだ。(入社してから俺が随分汚してしまったな。。。なんて考えると申し訳ない)
仕事面でも気配りができるし、リーダーシップもある。知識を吸収しようとする貪欲な姿勢は俺にはないものであり、一流のプレーヤーのみならず一流のマネージャーになれる素質がある。
プライベートでも良妻賢母になるだろう。美しくエレガントでありながら、肝っ玉母ちゃんのような頼りになる母性や強さもある。
気がかりなのは、こんなに才能に満ち溢れ真面目な人だから、あれもこれもやろうとして共倒れしないかということだ。それに関しては、俺は仕事を通じて取捨選択の方法を教えてきたつもりだ。あとはそれを実行する勇気を持つことのみ。今後の彼女の活躍に期待したい。

なーんて、偉そうに語ってきたけど、すごく寂しい。
あれからずっと涙が止まらないけど、ちゃんと任期満了してビッグになって帰ってこよう。

別れとはいうけれど、まだ俺たちは始まったばかりじゃないか。
この筋書きのないドラマにこれからどんなシナリオを作っていこうか。それを楽しもうと思う。

楽しめればきっと成功する。

新しい俺たちのストーリー、幕開けだ。