2011-02-10

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握りしめたナイフ

探し物をしていて、ふといつも開けない引出しを開けた。そこには、1冊のノートが入っていた。俺は友人を部屋に招待すると色々なものを見せている。かつて自分が出版した本やコレクションの数々を。決して自慢したいのではなく、せめてもの歓迎の気持ちからだ...