運賃・定期券について

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1、運賃の支払い方法
・乗車券(エドモンソン券・磁気硬券)→駅の券売機で購入
・磁気定期券利用
★ICカードSF利用(残額利用)→ICカードを購入・チャージして利用。
★ICカード定期券利用
★はカードタイプ・携帯電話搭載タイプ(FeliCa)がある。
△寿IC利用(→後述)
■一日乗車券利用(→後述)
・回数券利用(→後述)

2、運賃料金
磁気硬券とIC利用では料金が異なる。

定期券を所持していて乗り越す場合、定期区間外で利用する場合(いずれもICのSF利用)、寿IC利用者の場合は、以下の料金が適用される。

※参考までに、現在の静岡鉄道・JR東海の運賃を掲載しておく。

3、寿IC制度
静岡市では数年前まで、70歳以上の高齢者を対象に、「ことぶき乗車券」を配布していた。バス・電車で利用できるカード3000円分を配布していた。この制度は廃止されたが、類似の制度として、寿IC制度を設立する。70歳以上の高齢者にICカードを配布(希望者は携帯電話のアプリとして配布)し、寿ICでの利用者は定期券所持の有無を問わず、上記の料金で利用可能である。高齢者の外出を促進し、交通面での支援を目的としている。なお、運転免許証を返納した方には、返納時に5000円を助成金としてチャージする。

4、一日乗車券
・地下鉄全線一日乗車券・・・740円
・地下鉄都市特定区間(同一地区)一日乗車券・・・300円
・地下鉄・バス共通一日乗車券・・・1100円
・地下鉄・バス・ロープウェー共通一日乗車券・・・1500円

一日乗車券は磁気硬券タイプ・IC書き込みタイプを選択することができる。磁気硬券タイプの場合は、上記金額に30円を加算した金額とする。IC書き込みタイプの場合、駅窓口で記念カードをプレゼント。

5、ICカード
・ICカードは券売機で購入。1000円、2000円、3000円、5000円、10000円から選択可。うち、デポジット500円。カードを窓口に返却する際には、【カード残額+デポジット-手数料210円】を返還。観光客向けとして、市で指定する土産品をICカード残額で3000円以上購入した履歴があるカードは、返却手数料無料。
・チャージ・カード残額での買物利用は、静岡市内のコンビニ・スーパー・商店街・各加盟店で可能とする。加盟店独自によるポイントサービスも付帯可能とする。市としては、利用金額の1%をポイント付与する。クレジットカード・銀行振込によるチャージ可能。
・地下鉄ではSuica(Suicaと相互利用可能カードも含む)と相互利用可能とする。

6、HL(ホームライナー)・特急「日本平」
丸子北街道線・日本平線を朝夕1本ずつ運行するホームライナー、アウトソーシングスタジアムでのイベント開催時に往復1本ずつ運行される特急「日本平」は、座席指定制とする。指定券は停車駅の券売機・窓口の他、携帯アプリで購入可能とする。
ホームライナー:300円
特急「日本平」:500円

7、回数券について
11回分を以下の料金で販売する。IC書き込み、磁気硬券対応。
運賃【IC・磁気硬券】×10

8、定期乗車券
計算方法は以下の通り。
・通勤定期(1ヶ月)=運賃(IC・磁気)×2(往復分)×15
・通学定期(1ヶ月)=運賃(IC・磁気)×2(往復分)×15×70%
・3ヶ月、4ヶ月(学生)=1ヶ月分×月数×95%
・6ヶ月=1ヶ月分×=月数×90%
※1円単位は四捨五入。

8、セカンドステーション制度
・定期券は発駅・着駅を定め、指定した経路内の駅での乗降が可能となるものであるが、経路外の駅(セカンドステーション)を1つ指定して、セカンドステーションでも乗降できる制度である。なお、セカンドステーションは定期区間内の最短距離の駅から3km以内とする。
・料金計算法は、通常定期券料金に、セカンドステーションと経路内の最短距離の駅分の定期料金×20%を加算した料金となる。

(例)通勤IC1ヶ月、馬渕四丁目(安倍川線)―安東(駿河環状線)【呉服町乗換】 4km → 3900円
→「県立総合病院駅」をセカンドステーションとした場合
県立総合病院駅から定期区間内の最短距離駅は安東駅で、1.5km。→3600円。
よって、3900円+3600円×20%=4620円。
なお、途中の「城北高校前駅」では乗降はできない。

<都市特定区間制度>
「セカンドステーション」を以下の都市特定区間内の駅とした場合、セカンドステーションだけでなく、都市特定区間内の駅(同一地区)の駅でも乗降することができる。市街地の商店街活性化を目的としている。

(例)通勤IC1ヶ月、馬渕四丁目(安倍川線)―安東(駿河環状線)【呉服町乗換】 4km → 3900円
→「静岡駅」をセカンドステーションとした場合
経路内の呉服町駅・馬渕一丁目駅からが最短で、0.6km → 3600円
よって、3900円+3600円×0.2=4620円。
紺屋町駅でも、鷹匠駅でも乗降可能。

以上。

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以上。

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