Androidをミュージックプレーヤーに

ノウハウ
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Davyが昔からiPhone(Apple)嫌いであることは、コアなファンならよくご存知だろう。
「①メーカーを選べず(iOSはApple独占なので)」「②Windowsパソコンと相性が悪く(何をするにもiTunesを介さなければならず)」「③あの会社の宗教じみた思想により、使用を強制または排除されるアプリやハードウェアがどんどん出てくる」という、ワンマン経営の会社で働く従業員のような端末だ。欧米の会社であるにも関わらず、一党独裁の某国と相性が良さそうな運営だ。

であるにも関わらず、2000年代半ばあたりから音楽・映像プレーヤーとしてiPod Touchを使っていたものだから、なかなか完全なる脱Appleをすることができずにいた。2010年代に入ってからは、中古品がより安価で手に入るiPhoneの随分前のシリーズを手に入れ、iPod Touch代わりに愛用していた。社会人になってからは、シェアの大きなiPhoneユーザーの同僚のサポートをするためとして、iOS端末を1台は手元に置いておかなければならない状況で、ますます脱Appleできずにいた。

テレワークメインの勤務形態になるまで、iPhone6をサブデバイスとして持ち歩いていた。Apple Payさえ使えない古いものだが、これ以上新しいシリーズを手にすることはできないでいた。

iPhone7以降は、イヤホンジャックがない(有線イヤホンがほぼ使えない)のだ・・・

iPhone専用イヤホンは、ケーブルの途中にリモコンがあり、再生/停止、早送り(戻し)、音量調整ができて、街中を歩く際にはかなり便利なのだ。また、このリモコンにはマイクがあり、喧噪の中でも通話ができる。そういう意味で重宝していたのだが、、、

やっぱり古すぎる端末なので、そろそろOSの対応が限界
バッテリーの持ちが悪すぎる(もって2日が限界)

もちろん、有線イヤホンを諦め新しいiPhoneを検討してはみたが、やはりiPhoneシリーズはバッテリーは良くなさそうだ。

(出典:Apple公式より)

右側のiPhone6と最新シリーズ(似たような大きさの機種)で大して変わらないのだから、悩みとして根本的には解消しないだろう。それに比べてAndroidだが、妻の機種を買い替えたことで余剰となったSHARPのAQUOS Sense3は優秀だ。


(出典:SHARP公式より)

同基準でないだろうから直接の比較は難しいが、突出しているのが「待受時間」。もちろん、アプリを入れたり通信したりするからここまで持ったことはないが、右側の「1週間もつ」というのは概ね当たっている気がする。ミュージックプレーヤーとして使うには十分だ。

Androidはこういったところが優れている。おさいふケータイやGoogleによるアカウント管理もこの機種で当たり前のように使えるため、万が一の時のサブスマートフォンとしても問題ない。SIMカードもピンを使わず入れられるから、交換が容易だ。microSDカードで容量を増やせるし、イヤホンジャックもあるためミュージックプレーヤーとして使い勝手が良い。・・・ただし、いくつか問題点が。

 

① iPhoneイヤホンで使えていたリモコン機能が使えない!

これは大問題だ。外で作業しているときにいちいち端末の画面を開くわけにはいかないので、リモコン機能は必須だ。これに関してはどう抗ってもリモコンボタンを使えそうにないので、Bluetoothイヤホンのボタン機能で代用することにした。

ただし、Bluetoothはよく「飛んで」しまう。電波が混戦するのか、人混みでの使用は特に弱い。渋谷のスクランブル交差点を渡っている時は、周りにワイヤレスイヤホン使用者が多いのか、ほとんど聞こえなかった。根本的には解決していない。

 

② iTunesを相変わらず使用しているとプレイリストを移すのが困る!

Apple批判をあれこれしてきたが、やはり音楽・映像管理ソフトとしてのiTunesの使い勝手は良い。プレイリストを簡単に作ることができる。いや、そもそもWindowsパソコンとAndroid端末間で音楽情報を共有できそうなソフトが見当たらない。「Musicbee」は良さそうだったが、そもそもiTunesから移動させるのが面倒で。そこで、iTunesのプレイリストをそのまま使えそうな、いやiTunesの音楽をそのまま移せそうなこちらのアプリを使うことにした。

Wi-fiでの移行を推奨していたが曲を多く選ぶと失敗し、USBだと一発でうまくいった。これでプレイリスト問題は解消。

 

③ Androidで使い勝手の良い音楽再生アプリがわからない!

iPhoneの場合はわかりやすいところで標準アプリが用意されていたので良かったが(こういう所が初心者にはウケるのだろうが)、Androidの場合は色々変遷があったようでそうはいかない。ある意味公式的なものとしては、YouTube Musicがあるが、あれはストリーミングに適したものだろう。microSDカードに保存されたものを聞くには使い勝手が良いとはいえない。
そこで出会ったのが「Poweramp」だ。

ホーム画面でのウィジェットはこんな感じだ。

アプリでの再生画面はこんな感じ

プレイリストもいい感じで出た。アルバム画像も自動取得やアプリ上で検索して選ぶこともできる。

 

これでようやくミュージックプレーヤーとして機能する。ビデオプレーヤーは別途調達したが、ミュージックプレーヤーほどこだわりはないので、問題ない。
②③とも有料機能を解放して使っているため少々費用がかかったが、Google Playカードのギフトはキャンペーン等で実質額面より安い金額で入手できる。これらを入れて普通に使っても電池があまり減らない(むしろその間触っていないメイン機のGoogle Pixel5の方が減りが早い)ので、重宝する。

移行したからiPhoneは処分したかって?iPhone6はとっくに売りにだした(ジャンク品扱いで100円にしかならなかったが)。が、DoCoMoのMNPキャンペーンでiPhone SE2がほぼ事務手数料のみで手に入ったため、ahamoへの切り替えをしたかったということもあり、iOSの動作確認用として置いてある。

 

どなたか、こんな面倒なことをしなくて済むソフト+アプリ+端末を出していただきたい・・・。

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