マネー備忘録(キャッシュレス時代を生き抜くために)


皆さんは「電子マネー元年」と呼ばれた年をご記憶だろうか?

2007年。今から11年前。Davyは高校2年生(笑)


この年に「PASMO」「nanaco」「WAON」が生まれ、中でも「PASMO」はSuicaと相互利用が開始したために、首都圏私鉄沿線の住民を中心に一気に普及した。高校生ながら、当時のことはよく覚えている。PASMOがあまりにも人気となり、発行に制限がかかったとか。ちなみに、後述する「VISAデビットカード」も、日本での普及は前年にスルガ銀行がサービスを開始したものの、全国的にはイーバンク銀行(現 楽天銀行)が2007年にサービスを開始したことが広まるきっかけとなったのではないか。

つまり、キャッシュレスの動向を語る上で2007年という年は非常に重要な意味を持つ。そして、当時高校生だった私だが、VISAデビットカードも、Suica/PASMOもnanacoも愛用していたのだ。つまり、キャッシュレス生活歴が10年を超えることとなる。①この業界を10年以上見てきた、②貴重な20代はなかなかいないのではないか(笑)

そして、2018年後半となる最近、キャッシュレスがかつてないほどの勢いで注目を浴びることとなる。きっかけは、これだろう。

来年の消費税増税の際、クレジットカード保有者等がキャッシュレス決済をした場合、ポイントが返ってくるようだ。この政策の是非はともかく、「私は現金主義ですから!」の方々は相対的にこれまで以上に損をすることになり、賢く支出を行うためには、キャッシュレス決済は欠かせない。

前置きは長くなったが、この記事では基礎的な説明や主義主張は省き、最も効果的かつ持続可能なキャッシュレス生活を送るためにはどうすれば良いか、そのアンサーを紹介しよう。

 

1.メインクレジットカードをどれにするか

<Davyの場合>
リクルートカードプラス


還元率:2.0%
ポイント種類:リクルートポイント(Pontaポイントに同レートで変換可能)
年会費:2,160円
年会費が掛かるので敬遠する人も少なくないが、それを考慮したとしても国内のクレジットカードの中では、トップクラスの還元率だと言えるだろう。100万円分このカードを通して買い物すれば、年会費分考慮しても17,840円トクする計算だ。公共料金、ふるさと納税、家電や旅行等の大きな出費、食品や日用品・・・ほぼ全ての決済をこのカードに集中させれば、年間で万単位のポイントが簡単に貯まる。Pontaポイントは、ローソンやGEO、大戸屋、ケンタッキー、高島屋(一部)等で使えるので、私の場合は会社での昼食は当面タダ、散髪や整体に行く際も常に3,000円引きのような状態になっている。QUICPayも利用可能なので、おさいふケータイでも高還元率を受けられる。
ただし・・・、現在は新規発行停止になっているので、皆様にこれを使って頂くことはできない。

<今オススメのメインカード候補>
P-One wizカード(ポケットカード)


還元率:1.5%
ポイント種類:1%分は請求時に自動値引、0.5%分はポケット・ポイント(Tポイントに変換可能)
年会費:無料
私が18歳になって初めて持ったクレジットカード「P-Oneカード」の進化版。リボ払い専用カードというのが難点だが、加入してから「全額支払いコース」を設定すれば普通のクレジットカード1回払いと同様金利や手数料は掛からない。1%分は自動値引というシンプルなシステムはわかりやすく、ポイントが付く分もTポイントということで汎用性が高い。私のTポイントオススメ利用法は「ふるさと納税」。ふるさと納税を行う際、Yahoo!公金支払いを使うことが多いがクレジットカード支払のみならず、Tポイントを使った支払も可能だ。Yahoo!ショッピング等で貯まった使い勝手の悪い「期間固定ポイント」も含めてここで処理するのが賢明だ。ただし、当カード、割引となる条件に若干制約があるので、次にオススメするサブカードと併用するのが望ましい。
※ サンリブ、マルショク、ポケットカードトラベルセンター、電子マネーチャージ、金券類、生損保等の各種保険料、ETCカードのご利用分、キャッシングご利用分は「1%OFF特典」対象外となります。また、一部対象外のお取引もございます。

 

2.サブカードをどれにするか

リクルートカード(ただし、VISAかMastercardで)


還元率:1.2%
ポイント種類:リクルートカードプラスと同じ
年会費:無料
Davy愛用カードの年会費無料版。私は無料版も持っている。主な機能はプラスとほぼ同じだが、こちらはEdyやnanacoへのチャージに関しても条件付きだが同率のポイントが貯まる。他のクレジットカードが電子マネーのチャージへはポイント付与対象外or減額しているのに対し、こちらの条件は頑張ってくれている方だと思う。
JCBではなくVISAかMasterを選ぶ理由は3つ。
①最近は手数料の関係からかJCBだけ使えない店が増えている。
②Edyへのチャージに関してJCBは不可(公式には)
③後述の「Kyash」を利用するにはJCBは不可
このカードの上手な使い方としては、メインのP-One wizカードやKyashで割引とならない店・サービスで利用したり、電子マネーチャージに活用するのが良いだろう。

Kyashリアルカード


還元率:2.0%
ポイント種類:ポイント等は無く、翌月末にKyash残高としてキャッシュバック
年会費:無料
これは「クレジットカード」ではない。VISA加盟店で利用できるという点では同じだが、「VISAデビットカード」に近いものだ。Kyashはもともとスマートフォンのウォレットアプリで、メンバー間で送金したりネット上の店舗での支払いに使うものだ。そのKyashが実物のカードを発行したものである。還元率はリクルートカードプラスや最近話題のLINE Payと同等の高還元率であるが、LINE Payはカードでの高還元率をやめたようでQRコード決済にシフトしている。そして、このカードの素晴らしい所は、クレジットカードから即時チャージできる。そして、そのクレジットカード側でもポイントが付くのだ!「即時チャージ」といってもアプリで「チャージ」作業を行う必要はなく、Kyashリアルカードを使用した時点でチャージ元のクレジットカードからオートチャージされて支払いに充当できる。
そのチャージ元カードとしては、P-One wizカードが使えれば最強で「使えた」という報告もあるようだが、電子マネーチャージができないと公式で書いてある以上いつ使えなくなるかわからない。そういった意味では、電子マネーチャージに寛容なリクルートカードをチャージ元にしておくのが無難だろう。リクルートカードでも、還元率3.2%と驚異的なのだ。
ただし、このKyashリアルカード、利用金額に制限がある。
・24時間あたりの利用限度額は5万円以下
・1回あたりの利用限度額は5万円以下
・1ヶ月間での利用限度額は12万円まで
・有効期限内の利用限度額は100万円
また、利用用途にもかなり面倒な制約がある。日常のスーパー、コンビニ、ホームセンター等の利用に留めておいて、残りは別のクレジットカードを使うしかない。

以上、オススメのクレジットカードを色々紹介してきたが、これらにおさいふケータイ(Felica)、Apple PayやQRコード決済等と組み合わせてキャッシュレス体制を構築すれば、ポイント還元等で相当なトクをするばかりか、日常の支出を家計簿アプリで全て管理できる。ここがキャッシュレス生活のメリットだ。よく「クレジットカードは使いすぎる」と言われるが、いわゆる「現金主義」の皆様はご自身の支出を本当にきちんと管理できているだろうか。せいぜい財布の中身の残額管理くらいなのではないか。家計簿アプリなら費目ごと分けて管理ができるので、ある費目で使いすぎの場合にアラートを鳴らすこともできるし、家計の「見える化」が容易だ。

なかなか給料があがらず、社会保険料や税率が上がり続ける昨今、お金の「使い方」を見直してみてはいかがだろうか。


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