「収入で男を選ぶ」最も賢い選び方


Yahooのトップページの下の方に「あなたへのおすすめ」記事が出てくるコーナーがある。女性向けの恋愛・結婚コラムが出てくることがあり興味本位で読むのだが、ほとんど既出のコンテンツで中身が浅すぎる。そして、自己矛盾。ある時は「ガツガツ系の男の人が魅力的」と書いてあり、ある時は「草食系男子の方が魅力的」と書いてある。全文読まなくてもインデックスさえ拾っていけば内容が大体わかる。そんな記事を読んで真に受ける女性がいるのかいないのかわからないが、アンチテーゼとして本気で分析する恋愛・結婚コラムを書いてみようと思った。

「男はカネ」そこまで露骨な表現でなくとも、同年代(20代半ば~30代前半)の女性からは特によく聞かれる言葉だ。できる限り多くの収入がある男性が魅力的だというのは不思議なことではなく、我々男性側にとっても「愛」「優しさ」「性的魅力」といったファジーな建前でごまかされるよりは、目指すべき指標があるというのはわかりやすい話だ。だが、女性陣の話を聞いてみると、おそらく彼女たちが求めているのは額面収入だけで測れるものではないにも関わらず、「年収」だけで見てしまっているような気がする。そこで、究極の「収入で男を選ぶ」最も賢い選び方を伝授したいと思う。

①世間を知る

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https://doda.jp/guide/heikin/age/
「転職サービスDODA」による、男性の年齢別年収を基にデータを算出してみた。
同サイトに登録している「正社員」のホワイトカラー系職種のデータのようである。
http://heikinnenshu.jp/tokushu/tedori.html
こちらには、年収別の手取金額が示されている。扶養や各種控除適用前なので個人差はあるが、大まかな目安として考えていただきたい。これもだまされやすいところだが、年収○○円というのは、あくまで税引前の額面年収であって、実際に使える金額は税金や社会保険控除後の手取り金額なので、実質的な議論をしたければ手取り金額に注目する必要がある。
上記データを基に、表を作成した。額面年収(以下、「年収」)が500万円、700万円、1000万円の人の手取り年収(以下、「手取」)が、各年齢の平均年収よりどれだけ多いか(少ないか)を示している。乖離率(平均より○%かけ離れた数値か)を算出している。よく「年収○○○万円以上ないとダメ」という強気の女性(自分では謙虚だと思っているケースが多い)がいるが、世間の平均はこのくらいのものだと認識していただきたい。加えて、こちらは転職サイトに登録するようなホワイトカラー系の職種を対象としているため、現場作業等ブルーカラー系を含めた全体の平均はこれより更に低いと考えて頂いた方が良いだろう。

②「年齢」を考慮

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では、手取のみ見れば良いのか、と言えばそういう訳ではない。それだけでは、「金の卵」を見逃す可能性がある。日本はまだまだ年功序列的な給与テーブルとなっているため、若い時の年収は低く、年齢が上がるにつれ増えていく。年収金額にばかり気をとられていると、年齢が上の人ばかりが対象となる。
しかしながら、若い人の方がメリットが大きい。同じ年収でも、「これから稼ぐ金額の総額」が多いからだ。つまり、女性側にとって見れば、生涯賃金の多くを自分のために費やせるということ。よって、同じ年収ならば、若い人を狙った方が賢いと思われる。
簡単な計算をお見せしよう。(定年:60歳、定年まで毎年年収が2%ずつ増加として計算)
X:35歳、年収700万円 生涯賃金残額:2億3,570万円
Y:27歳、年収500万円 生涯賃金残額:2億4,017万円
投資の話の時にも書いたが時間は資産だ。このように年収が200万円違う男の人でも、若い人を選べば、自分(女性)と一緒にいる期間の間に稼ぐ金額は多いというわけだ。
そういった観点から、傾斜配点をつけてポイントを出したのが上表だ。このポイントが高ければ高いほど魅力的である。先の例でも、年収700万円35歳のXはCランクだが、年収500万でも27歳のYはBランクとなっている。「年齢が若い割には、たくさん稼いでいる」人が良いと結論づけられる。

③最も大事な指標は「時給

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近頃は「働き方改革」が話題となっているが、残業時間が多いと様々な局面で弊害がある。
・時間に余裕がなくなる
・家事ができない
・気持ちにゆとりがなくなる
・睡眠不足
・自己研鑽ができない
・文化的水準が低くなる 等
女性にとっては、よく働いてよく稼ぐ男性は魅力的かもしれないが、あまりに残業時間が多いと自分と過ごす時間が取れなかったり、余裕が無い対応をされたり、得することはないだろう。

そして、何より、年収が高くとも残業時間の多い労働者は「時給」(その人の労働価値)は低い。
上表を見てみよう。
A:年収500万円、残業一切なし
B:年収1,000万円、残業月80時間(過労死ライン)
2人の時給の手取額を比べてみると、もちろんBの方が高いわけだが、その差はたったの「481円」。額面年収ベースでは2倍の開きがあるが、手取時給に換算すると、こんなものだ。

その時給481円を、高いと見るか、安いと見るか。
月間の残業時間が80時間というのは、1日あたりに直すと4時間。仮に定時が18時の企業なら、退社時間は毎日22時。ここから、通勤時間1時間掛けて家に帰ったら23時。子供は寝ている。家事もほとんどできない。妻と話す時間もロクに無い。そのような生活で果たして幸せだろうか。
家事を時給換算するのはなかなか難しいが、例えば下記の家事代行サービス企業では、労働者を時給1,450円で雇っているらしい。
https://casy.co.jp/staff_entry#merit
(企業利益分を排除するため、あえて従業員の時給を採用した)
時給481円を稼ぐために、時給1,450円の仕事を他人に任せるか。
このように考えると、残業時間が少なく自ら家事をする男の人の方が、相対的に得だと言えるだろう。額面年収が高くとも、残業時間(サービス残業、接待等含む)が多い男の人は、私が女性だったら敬遠したい対象である。

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参考までに、同じ1,000万円稼ぐにしても、夫のみが残業月80時間で稼ぐよりも、夫婦2人で500万円(先程と条件を揃えるために残業時間各40時間とする)稼ぐ方が時給は遥かに良い。

ちなみに、私は「年収○○○万円以上の男じゃないとダメ」と言う女性を少しばかり軽蔑している。
それは、金よりもっと大事なものがあるという意味ももちろんあるが、木を見て森を見ずというか、分析があまりにも甘すぎるからである。

仮に私が29歳女性で「30歳までに結婚したい!」と思ったら、「①残業があまり無い」「②転勤が無い」「③年収500万円以上の20代」を選ぶだろう。おそらくそのあたりのガツガツしていない男性は、「最も美味しいポジション」を知っていると思われるから。

※当記事はあくまで一定の条件に基づくシミュレーション・分析およびその考察であり、特定人物を批評あるいは特定の価値観を推奨するものではありません。


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