もはや「つぶやき」ではない

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「ブログを書かなきゃ」と思いつつ、ついついTwitterに頼ってしまう。どこでも気軽に更新できる利便性、短文でも良いという考えから安易な方に逃げてしまいがちだ。使い始めた当初は疑心暗鬼だったため使用頻度は少なかったが、最近は自分ではかなり使っている方だと思う。「で?」「だから?」と思われるようなことでもどんどん書けるというのが、安心感となっているからではないか?

そのTwitterの使い方も変化してきた。いや、知ってはいたが自分の中で納得できたというのが正しいかな。
ニコニコ生放送の田原さんの番組を見ていて思った。ネットの誹謗中傷について考えるという番組だったのだが、結局は政治や文化の話になってなかなかおもしろかった。ニコ動の設備には腹は立っているが、ああいった形でスポンサーがつかない分、どこにも気を使う必要がなく言いたいことが何でも言えるという番組は素晴らしい!特に田原さんや、ゲストのホリエモンのような人にはかなり合っているメディアだろう。ああいったものが充実してくれば、そりゃテレビの視聴率が下がるわけだ。サンプロが終わったといっても、ああいったネット番組でやればいいと思った。生放送という形態には若干の疑問を感じるが。

そこで、Twitterについても話になった。前日の朝ナマの話題にも通じる話だが、今の時代は「誰もが自分のメディアを持てる」ということが強みだと思う。時には既存のマスコミを超える発信力になることもあるくらいだ。これは素晴らしい!

Twitterも多くの著名人、オピニオンリーダーがやっている。そこには素晴らしい意見が数々ある。俺も同じ主張をしたいと思うことがある。そう、そんな時にはRT(リツイート)機能をうまく使えば良いと思った。Twitterを知らない人のために言うと、誰かのつぶやきを自分のページにもそのまま引っ張って載せることができるという機能だ。これで、俺も自分の主張を他人の意見を借りながら完成させていけばいい。そう思った。

しかし、問題がある。このブログのブログパーツからは俺個人のつぶやきしか閲覧することができないという事だ。これでは意味がない。とりあえず、Twitterを見る時には俺のTwitterのページにもアクセスしていただきたい。

上の図で示された所をクリックしていただければ、それが出る。

このページに飛ぶ。

まぁ、理想は皆さんがTwitterを始めて俺をフォローして下さることなんだけど。それで、気軽に返事を書いてくれたら良いと思っている。

そうはいっても、以上の行動はなかなか面倒なので、Twitter Toolsを使いenshinoさんのように1日のまとめ記事、そして1週間まとめ記事を自動で作ってもらうようにした。上手くいくか疑問だけど・・・というわけで、完全に毎日日付が変わる頃、ブログの更新はあります。ぜひ、併せてご利用下さい。

やっぱり自分のメディアを持つって大事なことだと思う。せっかくどこかの大陸の国と違って言論の自由が最大限に保証されているのだから、自由に発言すべき。もちろん、人を傷付けないために最低限の配慮をしたり、事実に反することをさも事実であるかのように発言することは許されない。しかし、あなたしか出せない意見、これを世の中は必要としている。たかが一市民でも。

この国を変えるのは総理大臣でも政治家でも企業でもなく、またはマスコミでもない。俺たち1人1人だ。くだらない意見でも意外に的を得ていることがある。積極的に発言し、それを多くの人に知ってもらう努力をすべき。まぁ、そもそもTwitterなら掲示板やブログと違って「炎上」の心配が無いしね。あるかもしれないけど、自分のタイムラインを見ている限りは、自分のフォローしている人が悪口でも言ってこない限り、炎上はあり得ない。それに、皆ほぼ固定アカウントだからね。個人は特定できる。

今まではマスコミが恣意的に改ざんしたり修正を加えた情報を鵜呑みにするしかなかった。だから、著名人はマスコミに嫌われたら終わり。週刊誌だってものすごく怖かった。でも、彼らだって今は自分のメディアで国民に直接発信できる。弁解の場を自分で用意できるわけだ。週刊誌がいくら何を書き立てようが、自分のメディアで「それは事実とは異なる」と言ってしまえばそれで終わる。中には、本人の発言よりもメディアの情報を信じるという人もいるだろうが、常識的に考えれば、第三者が出す二次情報よりも、当事者が出す一次情報の方が信憑性が高いだろう。俺がサンプロを信用していたのは、一次情報を直接見せてくれていたからだ。

ブログをやって5年目になる今、自分のメディアを持つありがたさをしみじみと感じている。やっぱりリアルな世界で会えないような人たちにも発信していくことができるというのが大きい。もう、感謝ですよ。

Twitterは、もはや単なる「つぶやき」では無くなっているのだ。

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