スピリットさえあればいい

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なかなか軌道に乗ってきました、自動車教習。前回「短気プラン」と書いたが、今日は終始笑顔で運転することができた。

今日の教官は素晴らしかった!男の人なのだが、ものすごくこちらを気分よくさせてくれるのだ。丁寧に、そして穏やかに話して下さり、こちらが上手くいくと「素晴らしいですね」と褒めて下さる。何かミスがあっても、指摘は穏やかに「次少し注意してみましょうか」みたいな感じで優しく言って下さる。ずっとこの方に見ていただきたいと心から思えたね。

俺は、理論派に見られがちだが、結構感情を重視する。いくら相手が正しくても言い方が悪いと絶対に聞かない。あまりに傲慢な言い方をされると手が出ることもある。一方で、仮に相手が間違ったとしても、誠意ある言い方でリスペクトが感じられれば、「お気持ちはよくわかりますよ」とこちらもスピリットを感じて下から出る。Davyという男は、案外単純なのだ。悪い言い方をすれば、おだてておけば何でも通る。俺は、隣に置きたい人間としては、的確な指摘をしてくれる人間よりも、イエスマンを置きたいタイプ。boro氏を副会長にし、Secretaryにしたのも、そういう理由。彼はそこまでイエスマンではないのだが、ちゃんと俺と同じ目線で歩いてくれる。だいたい俺は卒業すると連絡しなくなるタイプ。それでも、何人かは卒業後も付き合いがある。それは、俺にとって大事な人間だという証拠。感謝とリスペクトが無ければ、人間関係は続かない。

「ずっと彼女ができなくて焦らない?」と時々聞かれる。俺は毅然とした態度で「いや、別に。」と答える。昔は、カワイイ女の子にモテたかった。自慢できる彼女が欲しかった。でも、俺も色んな人と出会い、色んなことを経験し、徐々にそのことにあまり魅力を感じなくなっていった。それよりも、スピリットのある人を見つけたい。俺を感動させてくれるような人に出会いたい。そう思うようになった。

収入?俺が稼いでくるから心配するな。
ルックス?大丈夫、俺も悪い。
料理?今から頑張れ。

俺が見ているのはスピリット。誠意を持って生きているかどうか。1つのことに夢中になれるかどうか。目を輝かせて何かをすることができるか。お互いが気分良くなるようなコミュニケーションをとれるかどうかだ。それさえあれば、他は俺が何とかする。今は、こういうパートナーを見つけたい。

俺はよく吠えるが、むやみやたらに吠えているわけではない。例えば朝の新宿駅。ラッシュ時は、非常に混雑しており、たまに人にぶつかることもある。そんな時、相手の人が申し訳なさそうに「ごめんなさい」と頭を下げてきたら、俺も「いえいえ、こちらが悪いんですから。こちらこそ申し訳ない。そちらは大丈夫ですか?お怪我はありませんか?」と優しく微笑む。逆に、会釈もせずに立ち去る輩がいたら、「待てやコラ!ぶつかっといて挨拶も無しかい!」と噛みつくことになる。そんなもんだ。俺は常に相手と同じ態度をとる。店員さんにもそう。何かミスして謝ってきた時、誠意を感じれば優しく微笑む。いい加減なことを言って来たら、「責任者は誰や?店長を呼べ!」となる。

それにしても、今日の教官は素晴らしかった。背も低いし、声も高い、お世辞にもイケてる男性とは外見だけ見たら言えないが、ものすごくカッコ良く見えた。俺もこの方のような仕事ができたら良いな、と心から思えた。

こんなことで動かされるDavyだけど、わかりやすくていいんじゃない?

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