NO HEAVEN


この土日は、死んでいた。
ずっと寝ているしかなかった。

ここに来て、再度ATSがかかったな。少し順調すぎて、飛ばしすぎていた俺がいた。で、暴走を防ぐために、自動でブレーキがかかったと。
他の連中は連絡がきている企業なのに、俺には連絡がない。あれ、落とされた?そんなことが数社連続で続いて若干気落ちしていた。

俺が第一志望と目論んでいたT社。昨年の12月地点では3月中にすべての選考が終わるはずなのに。なんか次の連絡がいつになるかわからないみたい。
しかも、人事に余計なこと言われ&そこにいた学生たちの余裕っぷりを聞いて、なんか気持ち的にダウンした。よそで内定もらってんなら、受けに来るんじゃねーよ!って。その時の面接は、全力出し切って問題ないが。
ちょっと志望度ダウンかな。人事は「最近の就活は学歴なんか関係ないと思うよ~」とか言ってるけど、オイオイ、お宅も学歴で切ってんじゃんよ。しかも、多くの企業様はリクルーター面接なるものを早慶以上の学校にされていて、俺らMARCHは末端よ。一部の企業はMARCH相手にもやってるけど、俺らは単なる数の埋め合わせでしかないんだよね。

そういう所には行かないからいいんですけど。

とは言いつつも、実際に就職できない可能性が出てきてしまった以上、不安はないと言ったらウソになる。だから、ここ数日、悶々としていてゲームするか寝るか、実にくだらない生活をしていた。

でも、どんな状況でもきちんと起き上がるのがDavy。リカバリー力は人一倍。
ただ単に、視野が狭くなっていただけなんだと、気付かされた。

いつも週末には実家の家族とSkypeをしている。で、今週もいつも通り色々話し合った。
母が俺の幼馴染の友人の親御さんにあった時の話をした。
その友人は高校卒業後、地元では有名な料理店の厨房で働くことになった。その店は地元ではかなり有名で、安泰だと思われていた。
でも、先日、辞めたらしい。精神的におかしくなって、夜うなされるまでになってしまったらしいんだ。
それで、今は新しいバイト先で頑張ってるらしい。元の姿を取り戻して。

せっかくいいところに就職できても、そうなってしまうこともある。今、うつ病の人も多くなってるし。
でも、俺は良かったな~と思った。本格的にヤバくなる前に、自分で抜け出せることができて。彼は俺にとって大事な友人だったから。高校行ってからはほとんど会うことないけど。
と同時に、どんな道を選んでも、幸せに生きていくことはできるんだと再確認できた。

大学行かせてもらって、ちゃんといい所に就職決めて、60までそこで勤め上げるモデルしか俺には見えていなかったんだよね。だから、勝手に追い込まれてた。ここで踏み外したら、全てが終わるんじゃないかって。でも、そうじゃない。確かに自分1人で何とかやっていける収入じゃないかもしれないけど、充実して生きていくためのモデルは1つじゃない。事業を立ち上げるヤツがいたっていい。色んなバイトをしながら夢を追っていく人生だっていい。大した会社じゃなくても、危なっかしい会社でも、そこの連中がいい奴らばかりだったら楽しいだろ?そんなことに、改めて気付かされた。

あっちゃんの卒業にも影響受けたな。AKBにいれば安泰なものを、あえて自分で大海に出ていく決断をした。安定した場所を求めていただけの俺が恥ずかしいよ。

俺には帰る家がある。健康で自由に動ける身体がある。しかも、まだ年齢的にも若造中の若造。何にもないけど、その代わり、守るべきものも何もない。つまり、何でもアリってこと。
まだまだやれること、やるべきことはたくさん残されているんだって思った。

前述のT社の面接を受けた時の、面接官とのやりとりを思い出した。
面接官「うちはまだまだ未完成な会社だから、安定を求める人には向いてないかもしれないよ。それでもいい?」
Davy「まだまだ未完成ってことは、それだけやれることも残されているってことで、私はそういう会社で何かを創り上げていきたいと思っています。」

自分が言った言葉、企業じゃなくても俺個人にも当てはまるんじゃないか。
俺には才能がない。有利なポジションもない。でも、それって、まだまだやれること(=フロンティア)が残されているってこと。人生あと何十年か残っている中で、やれることがたくさん残っていることって、最大の財産じゃないのか。むしろ、優秀で何でもできるヤツだったら、相当人生つまらないと思うよ。もうやるべきことがないんだから。死ぬしかないよね。そういう意味では、俺は相当恵まれてる環境にあると思うわけ。

それによ、就職できない恐怖なんて、会長やってた時に比べりゃ100倍マシだよ。あの時は、常に誰かに狙われていて、いつ脅迫状が来るかわからない、いつ襲われるかわからない、歩いているだけで悪口を言われる環境だったんだろうが。で、結局、胃潰瘍寸前の胃炎を起こして薬漬けの生活。会長退任後もたまにフラッシュバックして、ずっと苦しんでいたんだろ?あれに比べて、今の状況は何だ?まだ何も起こっていないことに勝手にビクビクしやがって。選考が始まってない企業がゾロゾロあるくせに。また、ある程度面接が進んでいる企業も抱えた状態で、俺は何に悩んでたんだ?バカじゃねーの?fqtに笑われるぞ、この野郎!なんで高校時代の俺よりも、今の俺の方がひ弱になってるんだって。

逆に考えてみる。今の状態でトントン拍子で内定もらっていて、俺は満足できる?
多分、できないと思う。きちんと苦労していないから、そのありがたみすらもわからない、嫌味な野郎で終わっていたと思う。今回の落ち込みで、そんな薄っぺらな人間になることを止めてくれた。きちんと苦労をして、他人の痛みがわかる素晴らしい人間になるチャンスを与えてくれた。こういう状態を味わって内定をもらったら、相当喜べるだろう。

さらに考えてみる。さっさといい会社に内定もらって、勝手に勝ち組気分になっていたら、それで成功か?
いや、大事なことを忘れている。入ってからが安泰じゃないってことを。このご時世、会社がいつ潰れるかわからない。JALだって、東京電力だって、オリンパスだって、数年前そこに入社できれば「勝ち組」扱いだったんじゃねーの?もっと遡れば、長銀とか北海道拓殖銀行とか山一證券とか、そういった所に入れた高学歴はエリートとして崇められたんだろ?でも、今このあり様。人生、何が起こるかわからない。起業という選択肢を考えること、そこまでいかなくても個人で稼ぐ選択肢を考えること、フリーターという選択肢を考えること。こういうことを今後もちゃんと考え続けることによって、リスクマネジメントができるはずなんだ。それに気付かせてくれたことに感謝だよ。

ふさぎ込んでいても1日。わくわく楽しい気分でいても1日。
どうせ同じように時間が過ぎていくのなら、将来描いて楽しんでやろうじゃないの。

天国なんかない。
天国は、自分で創るしかない。


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