NOと言わない男

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久し振りの更新か。とうとう2010年度に入った。今日は、新たな決意のことでも書こうと思う。

なぜ、この決断をしたのかは言わない。「突然の病」とだけ書いておこう。だからこそ、いつもの決意とは違うのだ。ギリギリの所で必要に迫られてのことだ。

布袋寅泰 「NO.1 IN THE UNIVERSE」

昨年の12月、俺は、19歳を迎えるにあたって、「回帰線をたどる1年にしたい」と発言してきた。過去に自分が残してきた置き土産を拾いに行く旅。
だとしたら、今まで自分が触れてこなかったもの、避けてきたものにも目を向けなければならない。今まで自分がやって来なかったことに、正面から向き合う1年にしなければならない。

しばらくは効率や戦略は捨てる。あえて遠回りをしてやろうじゃないか。

「NOと言わない男」

4月からはこれを極めることにしている。全てにマジになって正面からぶつかってやろうじゃないか。1つも身につかなくてもいい。結果を残せなくてもいい。ただ、俺は逃げない。根性比べのようなものだ。

幸い、1年生の時にそれなりに結果を残してきている。資格も運転免許を含めれば6つ取得することができた。不十分な感は否めないが、それなりのセーフティ・ネットは張れたのではないか。だからこそ、今年1年、冒険が出来るのだ。

まだガイダンスも始まっていないこの時期のことだ。不確定要素が多過ぎる。今から書くことでも、実に不確定なものばかりで、全てが思った通りに行くとは限らない。内容だってよくわからないものばかりだ。一応、先に書いておこう。

留学生をサポートするボランティアをやろうと思っている。これは、明日ガイダンスがあるので、そこに行くまでよくわからないが、とりあえず前向きに検討したいと思っている。

俺がボランティアをすると言ったら、人は笑うだろうか?

これまで最も「ボランティア」と対極の所を歩いてきた男だ。Davyがボランティアをやるなんて、もしこの記事をエイプリル・フールに書いたとしたら、つまらない冗談かと思うだろう。でも、だから面白いと思った。今まで避けてきたことをやろうとするには、都合の良い案件だ。

専門入門科目を1年の時に全て枠を埋めた(単位が全部取れているとするならば)ので、今年は教養科目と語学一色の1年になりそうだ。これもある意味「避けてきた道」かもしれない。おかげで、和泉返しのリスクは他の人よりは低いのだが。もちろん、昨年のようにはいかない。初めて聞く話が多いと思うので、がむしゃらにやらないと単位は来ないだろう。成績が渡される時期に「AになるかBになるか」みたいな話をしている人がうらやましい。不器用で飲み込みの遅い俺は、単位自体が取れるか取れないかギリギリのラインで戦っているのに。

実践型の授業を取ろうと思っている。前期の話をすれば、企業連携講座。企業でプレゼンをするらしい。面倒なものではあるし、どうせフリー科目の単位にしかならないのだが、損得抜きでこれはやってみたい。そして、後期の話をすれば、インターンシップとキャリアの講座。実際の人の話に触れるという経験は必要だ。生かせるものは、何でも生かす。そんな年にしたい。

あとは、ゴルフだ。後期の話。もちろん、興味があるし、必要にも迫られている。ゴルフのできない(知らない)ビジネスマンは通用しない。上手くなるかどうかは別にして、せっかく授業で選択できるのだから、1年後にはコースを回れるように、挑戦してみたいと思う。

ゼミのことも悩んだ。でも、逃げない。人間関係、怖い。俺は人付き合いが上手くない。それでも、逃げ回っていては何も始まらない。就活がどうだとか、損得だとか関係ない。とにかく、逃げずに生きるだけだ。「NOとは言わない」。

バイトもやる。バイクを買う。遊ぶ間を惜しんでも、とにかくスケジュールを埋める。

資格だって逃げない。10月には宅建を取るんだ。そして、来年には、不動産鑑定士を取るんだ。間をうまく縫ってAFPも取るんだ。やれるだけのことをやるのではない。やるしかない。

何かを得るために何かをする1年にはしない。何も得なくていい。徹底的に自暴自棄になって、自分をバラ売りするくらいでいい。そうでもしないと、俺は何もできないまま終わってしまう。かなり危機感を持っている。

NOとは言わないよ。自分にも、相手にも。

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