2013 新年のご挨拶

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2013年(平成25年)になりました。皆様、新年あけましておめでとうございます。
本年もDavy Fujinami及びDavyStyle.comをよろしくお願い致します。


変わり映えのしない日々。10年前に見ていた青空と今日の青空を差し替えても、誰も気付かない。
少しばかりの愛おしき退屈さを覚えながらも、また同じ正月を迎えられたことに大きな慶びを感じます。

昔の俺は、刺激的な変化を好んでいた。
毎日がスリリングでエキサイティングで、まさに「昨日と違う今日」が欲しかった。

今の俺は、いつまでも変わらない青空を見ていたい。
朝が来て、駅まで自転車を飛ばし、混雑した電車に乗り、会社に向かう。
そんな何気ない日常を愛でていたい自分がいる。

さあ、今日は何をしようか。
少し早起きできたから、始発電車に乗って遠くへ行くのもいいな。
冷たい風の中でも暖かい日差しが注ぐ公園で、一日中読書をするのもいい。
久しぶりに懐かしい友人と一緒に食事でもしながら、昔話に花を咲かせるのもいい。
暗くなったら、夜景が綺麗に見える展望台に上って、一杯のジントニックを飲むのもいい。

あと3ヶ月。俺はまるで余命を言い渡されたガン患者が残された日々を楽しむように、流れ行く日々に身を任せていたい。

年賀状2013

今年の年賀状。美学が詰まったゴチャゴチャ感。俺の年賀状はいつも「Toy’s BOX」なんだ。
年齢と共に、落ち着きが増して「まともな人間」になっているかもしれないけど、まだまだガキのような遊び心を忘れちゃいない。
「なんでだろう?」という好奇心。
「どうしたらいいんだろう?」という探求心。
この2つのエンジンを回し続けることにより、俺は少しずつ大きくなっている。

今思うと、俺が持ってるわずかばかりの知識って、教科書から学んだものじゃない。
何かに対して疑問を持つ。仕組みや解決策を知りたくなる。そこで本を読んだり、ネットで調べたり、誰かに質問したり。
活字だけの知識じゃ不安だから、実際に現場に足を運んで自分の目で確かめてみる。そして、「あ~あ」とガッカリする。
その繰り返しで、ここまでやって来れたんだと思う。

昨年までの3ヶ年計画は無事成功した。
誕生日ブログでも書いたように、2012年では未来への道筋を創ることができた。方向性が見えてきた。つまり、種を蒔いたことになる。
ならば、今年2013年からやっていくべきことは、もう見えている。
やがて芽が出て、葉をつけ、花を咲かせられるように、地道に育てていくまでだ。
この激動の時代に、何もしないで現状維持でいられるわけがない。UP or OUTの世界。俺自身がもう一回りも二回りも大きくならなければ、せっかく蒔いた種も腐ってしまう。

俺だけのためじゃないよ。本当にわずかに減ったと思うが、それでも俺についてきてくれる皆のために。
俺はお前らの太陽でいたい。道しるべでありたい。
道に迷ったら、Davyを頼ってほしい。
そのために、俺は成功も失敗も、教訓もダサい姿も、全て恥ずかしいくらい赤裸々に記してきたつもりなんだ。
名前や顔がわかっている人には直接会った時にも色々できるし、俺が顔や名前を認識していない人でも、こういった場を通じて色々できる。
いつか言ったFacebookをやらない理由。囲い込みたくないから。「サイレント・リーダー」を大事にしたいから。
握手を求めてやってくる人だけが支持者じゃない。遠くで演説を聴いた後、精一杯の拍手を贈ってそのまま帰る人も大事な支持者。
顔の見える人だけに良くしているようじゃダメだ。その思いから、俺は「ただ見守ってくれる人」を大事にしたいと思っている。

だから、宛先不明のあなたにも年賀状を贈ります。

nenga2013-1

今年はなかなか面白い年になりそうだ。社会人デビューの年でもあるし。それぞれがそれぞれの港を出て、広い広い海に出る。マグロ漁をする者、カツオの一本釣りをする者、スキューバダイビングをする者、真珠の養殖をする者・・・俺の顔の見える範囲の狭いコミュニティだけでも様々な分野に散らばる。全員がダサい姿を晒す年になるかもしれないが、それぞれの世界でプロとして食っていくには不可欠な、思い出深い年になるでしょう。

というわけで、今年もよろしく頼みます!

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