創造性を身に付けるには

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またまた、意識の高い学生(笑)を惹きつけるタイトル!

今日の1曲はこれだね。今日話した話にも通じ、今の俺の恋愛観でもあるかな。恋愛でもないな。人間関係全般こんな感じでしょうか。聴いていただきましょう。「邪魔にならない程度の僕で」。

今日(24日・土)は、@ippeintel氏と「都バスで飛ばすぜぃ!」企画(?)をやった。「都営まるごときっぷ」を使って、都営地下鉄・都バスをたった700円で乗り放題で小旅行した。
新宿駅で待ち合わせ、都営大江戸線で六本木へ。ミッドタウンで700円の少し高級っぽい弁当を買う。お茶も買う。都01系統で終点新橋へ。新橋から少し歩き、汐留から都営大江戸線で門前仲町へ。当初と若干計画が狂い。行き先変更。東22系統で木場駅前まで。少し歩き、防災公園にも指定されている木場公園へ。なんか公園内に大きな橋があって、ダイナミックだった!日影のベンチを探して弁当を食べる。いい弁当を公園で食べるという、この贅沢感。カネをかけない贅沢。秋風が吹く日には、絶好のものだった。
弁当を食べ終わり、木場駅前から都07系統で東陽町駅前で降りる。バスを乗り換えて、木11系統に乗る。向かった先はここ!

地図
http://g.co/maps/uv7jg

サイト
http://www.tptc.co.jp/tabid/393/Default.aspx

若洲海浜公園。江東区の果ての果て。多分、東京にいる友達に「遊びに行こう!」と言っても、おそらくその友達は選ばないであろう場所(笑)皆、渋谷とか新宿で遊ぶからね。こんな地の果てみたいな所で遊ぶヤツはいないだろう。でも、家族連れが多くてね。結構にぎわってた。緑もキレイだし、海を眺めるのも良いし。「東京にもこんな場所があったんだ!」って思わせてくれる、俺も大好きな場所。俺にとっては2回目なんだけど、IPPEIさんは感動して下さった。ゲートブリッジも来年開通か。工事も大詰めの様子だった。

若洲を出て、新木場駅止まりのバスが来た。上手い接続で急行05系統に乗れるかなと思ったんだけど、あいにく目の前で逃す。30分待つのも嫌なので、有楽町線で豊洲駅まで向かう。ここは160円別に自腹。でも、おかげで、豊洲駅の構造を説明できたし、新線計画も話せたので結果オーライ。豊洲センタービルもなかなか好評だったし、例の夜景シアターも良かった。門19系統で門前仲町まで出て、都07系統に乗り換えて、バス停前の我が家まで。都07は相変わらずの満員乗車。家で世田谷ベースとか見て、錦糸町で食事してお帰りになったとさ。

と、ここまで長かったが、大事なのは話の中身。今日もいい話がたくさん出たね。あ、俺の名言も一応(*・。・)ノ

「恋じゃない。愛なんだよ。」

ある話をした時にポロッと出た言葉。その話をここで書くのはやめておこう。伏せるほどの話でもないが。

今日のポイント。

1、質問とスマホ。

大学生世代は、最近スマートフォンにシフトする人が多い。「就活にはスマホが必須」との思い込みからシフトする人も多いようだ。デジタル系に詳しいIPPEIさんのもとにも質問が集中するようだ。その「質問」にも、なかなか「いい質問」がないようである。
我々が思っていることはこうだ。

「まず自分で調べないようなヤツは、スマホなんか持たない方がいいよ。」

なんでもすぐ他人に聞くクセのある人がいる。もちろん、疑問を解消しようとする姿勢は立派なのだが、自分で考えを持たずに、答えだけを他人に求めようとする人間が多い。そういう人は、いわゆるハイテクなデジタル機器を扱うのには向かない。こういう機器を扱うような人は、自己追求型が多いのだ。自分でその機器や機能について勉強し、独学で詳しくなるパターン。本を読んだり、ネットで調べたり。確証を得なくても、実験的に試してみたり。そういう試行錯誤があって、初めて「使いこなす」所までいくようになる。また、そういうプロセスを「楽しい」と感じられる人種。そういう人が向いている。

何も、「質問をするな」と言うのではない。質問の仕方を考えるべきだという話なのである。自分で考え、自分で調べて、8合目まで登る。それで、このキーさえ解ければ解決するのに・・・という所まで持っていく。そして、そのキーがどうしても手に入らない時、はじめて詳しい人に聞く。そうすれば、質問が明確な分、答えもピンポイントで自分が欲しい答えが返ってきやすい。これが「いい質問」というものだ。

俺は、学生時代からそうだった。「自習室」なるものでも、滅多に質問しない。どうしても解けずに、ポイントさえわかれば・・・という時に初めて質問する。だから、俺の質問はいつも「いい質問」なのだ。答えを求めるのではなく、やり方を教わる。だから、多少違う局面になっても、その知識を応用できる。デジタル機器にしても同じだ。

「いい質問とは、次に生かせるような、明確かつポイントを絞った質問であるのかもしれない。」

ちなみに、就活にはスマホが必須というのもウソ。個人が持てる機器で最も性能の良いのはパソコン。だから、本当はパソコンと無線環境を持ち歩くのがベスト。それではかさばるから、次の手段としてスマートフォンがあるというだけ。携帯会社の販売戦略に乗っかって勘違いをしてはならない。スマートフォンの特性も知らないで使うような人はやめた方がいいですよ。今、Androidをターゲットにしたウィルスみたいのも流行ってるらしいから。安全のためにガラケーに戻した方がいい。

2、テレビ番組と手帳

最近、俺はテレビを滅多に見ない。朝の目覚まし代わりにZIPが勝手につくのと、AKB系の番組を少々見るくらいになった。紳助さんの引退という直接的なきっかけの他に、最近のバラエティーに絶望しているからだ。
まず、なんかあわただしい。芸人が出るものが主流であるが、なんか構成がガッチリ決まっていて余裕がなく、出演者もここであのネタ、そこでこのネタと、なんか焦っているようだ。見ていて落ち着かない。そして、無難性を重視。何か突き抜けるものがないのだ。無難に「そこそこ面白い」番組を作ろうとしている。現代社会の縮図である。スケジュールや構成を分刻みでしっかりと管理され、無難にやろうとするばかりで突き抜けるものがない。「そこそこ売れる」商品ばかりが出回る。テレビの世界も現実世界も同じだ。

手帳に分刻みでスケジュールを組む人がいる。まるでどこかの大臣のように。学生でも結構いるみたいである。それでいて、「自分はクリエイティブではない、そういう能力を身に付けたいがアイディアが浮かばない」と嘆いている。俺、というか我々から見ると、非常に滑稽な絵柄である。毎日を分刻みのスケジュールで動いているようなロボット人間に、アイディアが浮かぶと思うのか?ロボットがアイディアを作れないのは、プログラム通りにしか動かないから。だとしたら、ロボットみたいに決められた通りにしか動かない人間は、ロボットと同じ環境なのだから、アイディアが浮かばないのも当然ではないか。

俺が関心するようなクリエイティブな人たちは、皆、生活に余裕やゆとりがある。偶発的なことを楽しんでいる。そういう所で、アイディアが浮かぶのだと思う。
例えば、いつもの電車が人身事故か何かで運転見合わせになったとする。スケジュールガチガチのロボット人間は、予想もしないことが起こると焦る。そして、予定通りにいかないことに対して怒る。最悪の場合は駅員に詰め寄る。駅員側としてこういう状況を体験したこともあるが、そんな時、俺は腹の中で「かわいそうな人だなぁ」と思っている。
では、余裕のある人間はこんな時、どう考えるか。「いつもとは違うルートで帰ってみようかな」とその状況を楽しむ。代替ルートが無い場合は、「しばらく、普段は行かない駅前の百貨店でも見て時間を潰そうかな」とか「いつもは素通りしてたけど前から気になってる店が近くにあるから入ってみようかな」とか、他の楽しみ方を考える。意外な発見って、こういう寄り道から発生することも多いと思う。日常からエスケープする瞬間を日常の中で見つけ出すことによって、日常に新たな風が吹き込むんじゃないかな。人生って、思い通りにいかないからこそ楽しいわけであって、いつも思い通りにいくことばかりが幸せというわけでもない。

かといって、全く予定がない状況だとダラダラしがちなのも人間の特性。だから、俺は「箇条書き予定表」を勧める。別にノルマとかタスクとかそんなことではない。チケットを予約しようだとか、●●さんと食事をしようだとかそんなことでいい。1日1つ何か書いておけば、その日1日でそれを多分やるでしょ。1つだったら、誰でもできるはず。しかも、苦行ではなく、楽しいことならなおさら。で、こういう箇条書きとなると、「今日やるべき10のこと」みたいなのをダーッと書く人がいるけど、それだとロボット人間。3つくらいが限度。あとは、その瞬間で判断すればいい。そうすると、時間に余裕が生まれるから、何かのアクシデントにも対応できるし、別にその空いた時間を有効活用しようとする必要もない。その日の気分によって、街をブラブラ歩くのも結構、部屋の片づけをするのも結構、疲れたから昼寝をするというのも結構。我々は生き物なんだから、もっとその瞬間の欲望を大事にして生きるべきだと思う。

だから、俺が世田谷ベース系の番組ばかり見ているのは、世田谷ベースというのはノー企画、ノー構想でやる番組だから、番組に余裕がある。見ていてこっちもリラックスできる。それに、計画ではなくその瞬間の欲望のままに動いているから、本当に楽しそう。テレビ番組というのはそうであるべきだと思うし、そういう状態で人を楽しませることができる人こそが、本物のプロだと思う。今の多くの番組の芸人は、企画に乗っかっているだけ。本当に面白い人は、企画や一発ギャグではなく、フリートークで笑わせることができる人。そんなもんだと思うよ。

3、「仕事ができるヤツ」よりも、「遊びが上手いヤツ」と思われたい。

仕事ができる人は素敵だ。でも、それ以上に、遊びが上手い人は素敵だ。
仕事は業種・職種にもよるが、ある程度のフォーマットがある。こうなれば、ああだ、みたいなものがある。だから、それをうまく「こなす」人間が「できるヤツ」になることが結構ある。学校で言うなら、テストができる人間。でも、本物の「遊び」にはフォーマットなどない。全部自分で考えてやっていく。しかも、答えすらない。受け取る人の感性によって、その評価は下される。だからこそ、遊びが上手いと言われる方が難しい。

遊びといっても、ゲームをずっとやってるとか、遊園地に行くとか、カラオケに行くとか、そういうのは「遊び」とは言わない。それらもいいけど、そういう遊びは誰かによってフォーマットが作られた遊び。ゲームを10時間やってるというのは、ゲーム製作者が作ったレールに10時間乗っているだけ。「ゲームで遊ぶ」というより、「ゲームをこなす」という表現の方が近くなってくる。
本当の「遊び」ってそうじゃないよね。自分で何かを生みだしてみたり、自分で何かを作ってみたり、何かを自分流にカスタマイズしてみたり、そこには必ず「自分」が中心に来る。自分で曲を書いてみたり、何かの表現活動をしてみたり、クルマであてもなく走ってみたり、裁縫をしたり、創作料理を作ってみたり。そういうのが遊びだよね。散歩に出て、日常の風景を写真に撮るのもよし。「1日乗車券しか使わない」という制約をあえて設けて、いかにして楽しい旅のコースを作るかというのも「遊び」。美味しいランチの店を開拓するのも「遊び」。本当の遊びって、自分発信のクリエイティブな行いのことだと思う。また、こんなことしてると、色んなアイディアも浮かぶしね。

最近は、遊びまで他人のレールの上に乗っかることだけでしている人が多いんだよね。それなりに楽しいんだろうけど、作られたフォーマットの中だけで遊んでると、歳をとった時にあまり深い人間にはならないだろうな、と容易に想像がつく。

俺はね、歳をとるのが楽しみなんだよ。これから、歳を重ねていくことが本当に楽しみ。
だって、今のような生き方で歳を重ねれば、歳とともに、知識も経験も、良い人間関係もどんどん積み重なっていくって信じてるから。だから、俺は50歳くらいになった時には、他の誰よりも楽しく遊べる人間になっているだろうと信じて疑わない。その頃には、ある程度カネもあるだろうし。そうしたら、遊び方も違ってくるよね。クルマをカスタマイズして遊んでいるかもしれない。で、「これじゃ車検に通んねーみたいなんだよ」とか嘆いてるかもしれない。日曜大工なんかして、異様な形なんだけど自分にとってはかなり使いやすい本棚なんか作っているかもしれない。いや、知識や経験が増えることによって、もっともっと、今の俺では想像できないような楽しい遊びをしているのかもしれない。「こんなことしたら、またカミさんに怒られちゃうよ」とか言いながら。

この前も話したけどさ、皆、進路考える時に、企業研究だの自己PRだのそんなことばっか考えるけど、本当に大事なものって、そこじゃないよね。自分がどう生きたいか、自分がどんな歳の取り方をしたいか、そっちの方がよっぽど重要なんじゃないの?仕事のための人生じゃないんだから。自分の人生のための仕事選びなんだから。

俺も、この考えでいくと、俺の夢は「総務課長」。うん、このくらいがいい。
いや、給料はそこそこでいいから、勤務時間をそんなに長くしたくないんだよね。正直な話、16時には帰りたい(笑)朝早くていいから。
出世欲もない。それよりも、自分のプライベートを充実させたい。30代前半までは東京にいたいけど、それ以降は地元に戻ろうかなーなんて思ってる。一人っ子だから、親の面倒とか見る必要あるし。それに、せっかくの持家+土地だから、手放すのはもったいないしね。少し土地を買い足して、クルマ1台、バイク2台置ければいいかなと思ってる。あ、でも、家族できるとファミリー向けのクルマじゃなきゃいけないのかな?じゃ、クルマ2台か(笑)
なんか自分向けの持ち物は、自分のブランドで統一したいよね。Davyロゴを手書きじゃなくて、もう少しカッコイイのを作って、それを付けるとかさ。俺の会社のデスクにも、Davyブランド(?)の品ばっかり置いて。

俺にとっての楽しいことって、出世しなくても評価されなくてもいいから、自分の考えを貫き通せる生き方。で、ホントに少人数でいい。1ケタでいい。そのくらいの人たちに、俺の生き方・考え方に対して共感してもらえれば最高!その中の1人が、俺の結婚相手になる人だったらいいね。別に家事をやってほしいとは思わない。料理は任せたいけど。洗濯とか掃除なら俺がやりますよ、それくらい。でも、俺の生き方に共感してくれて、ゆとりのある人。ウチにピアノを置けるスペースがあったら、食事後とかにショパンとか弾いてくれるといいけど、まぁ、良い音響機器買ってクラシックのCDでも流すというのもいいね。そんな遊び心がわかる素敵な人がいたら結婚したいとは思うけど、それを崩してまで・・・という気はないな。独身貴族もなかなかいいもんよ。最近、独身貴族が板についてきていい感じ。

ちょっと書き過ぎたね。6000文字超えてるよ。この前の1日で書いたと言われる生命保険の論文より長い(笑)この辺で終わりにしましょうか。

最後は、ちょうど聴いていたこの曲で。

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