「きっと大丈夫」はアテにならん

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最近やっと見えてきた。自分が失敗する原因が。共通する事柄があるように思う。
それは、「見通しが甘い時」だ。
趣味でバクチをやるなら、「多分~だろう」でも良いかもしれない。しかし、何か勝負を賭けようとしている時に、「多分」「きっと」を使ってはならない。「多分土地の値段は下がらない」とリゾート開発を乱発した結果がバブル→失われた10年となった。「多分なんとかなる」と借金を重ねた結果、財政が破綻する自治体が出てきてしまった。「多分アメリカが折れてくれるだろう」と辺野古移設反対を叫んだら、結局は普天間問題をこじらせるだけとなってしまった。それでキャンプ・シュワブ陸上案と言っているのだから笑ってしまう。

企業も同じ。甘い見通しで放漫経営をしていれば、倒産へ一直線だ。需要予測、利益の見込みなど、しっかりとした厳しい試算を出して、当面の運転資金を十分に確保して、それでやっと健全な経営のスタートラインに立てる。

そこで、俺もきちんとした見通しを立てて、残りの大学生活を過ごす必要がある。

しかしながら、今回は今までの「受験」とは違う進路である。今までは「どこで何を勉強するか」の選択だった。ハッキリ言って、生活には直結しない楽な立場で選択をすることが出来た。だが、次は違う。自分の力でメシを食っていかなければならないのだ。

もう、理想だけを語っている余裕はない。

でも、理想がなくては心が満たされない。

であるならば、理想と現実をセパレートしてそれぞれ独立させて考え、その完成物をいかに融合させていくかがカギとなる。今度の戦いは、大学受験よりも「戦略」が問われる戦いとなる。収集・分析するデータ量も比べ物にならないくらい膨大である。「受験候補リスト」を作るために、少なくとも500社以上研究しなければならない。その中で厳選して、半分くらいにする。250社、どんなに少なくても150社は何らかの形で受験しなければならない。

NHKのニュースで、「30社受けたけど、まだ内定が決まらない」とかほざいている今春卒業のアホがいたが、「テメーはバカか!?」とテレビの前で怒鳴ってしまった。30社程度で内定がもらえるのは、石川遼かイチローくらいなものだ。凡人は数を打たなきゃ当たらんのよ。特に俺みたいに第一印象がとてつもなく悪い人間は、人の3倍は受けなきゃ受からん。

4月からはそのリスト作りに励む必要がある。財務状況や過去何年分かの株価はもちろん、経営者の性格、企業風土まで集められるデータは全て集め、解析する。

そうは言っても、内定さえ取れれば良いという話でもない。自分の好きな事をとことん極めるためには、希望する業界に就職し、ノウハウと人脈をいただいて、いずれは独立する。そのためには、それなりの能力アップが必要。

まずは、10月の宅建。これは一発で受かってもらわなければ困る。今後のスケジュールに支障が出る。宅建終了後、不動産鑑定士の勉強を開始し、翌年5月短答式試験、7月論文式試験に合格できるように勉強する。ただ、あまりにも難関なので、最悪もう1年分のチャンスを見込んでおく。

そして、この間にも、「就活前資格10個取得計画」を達成するための、数をこなすための資格を取得する。AFPとネタ資格1つは取っておきたい所だ。幸い、1年のうちに4つは達成(普通免許を入れれば5つ)したから、今後の負担が軽減された。怠けながらも、押さえるべき所はしっかり押さえられたようだ。

もし、内定が早い段階である程度の数を獲得できて、不動産鑑定士も取得できるというウルトラCを達成できるとするならば、都市開発プランナーを取得するために時間を費やしたい。

でも、仕事柄、資格バカや頭でっかちでも困る。現場に足を運ばなければ。そのためにわざわざバイクの免許まで取得したのだ。こちらの現地調査も座学に加えて行う必要がある。再開発ブームの今だからこそできる事だ。

サークルは入っていないから良かったが、ハッキリ言ってゼミをやっている時間はない。バイトもして、ある程度経済状況を好転させなければならないのだから。いつまでも自転車操業では困る。俺の格付けもいつ引き下げられてもおかしくない。個人的には経済のパイをもう少し膨らめたいと思っているし。

東京に戻ったら、工程表を作成するとするか。

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