男を学んで来い!

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学歴で負けること。頭の悪いのは仕方ない。
収入で負けること。頑張らなければとは思うが、仕方ない。
でも・・・
男として負けること。これは許すわけにはいかない!!

悔しい・・・

久しぶりにそう感じた。心から。

俺、何やってたの?何やってきたの?何してるの?

この連続。

「お前はもう死んでいる」

こう言われても、仕方ないと思えるほど。

俺の友人、QUITAZAWAさんのブログ。28日のエントリー。

どんな腐った9月を過ごしていたか。
http://quitazawa.blog20.fc2.com/blog-entry-227.html

彼は約1ヶ月間。ヨーロッパを旅行していた。

1人で。

その事実はTwitter上で知っていたが、改めてブログを読むと、嫉妬心が湧いてきた。

1ヶ月も海外を旅行するカネがあることを羨んでいるんじゃない。
シンガポールよりももっと遠い所へ行ったことを羨んでいるんじゃない。

1ヶ月も、1人で、異郷の地を旅していたことを尊敬するのだ。
尊敬すると同時に、「男として負けた!」と強く実感して、悔しくなった。

じゃ、そもそも「男」って何なの?

生物学上のオス?
声が低くて、ヒゲの生えている人?

そうじゃない。
男というのは、自分1人で道を切り開いていける人なんだ。
しかも、正面突破で。
姑息なことをせずに。

そういったものは、この平和な社会ではほとんど試されることはない。
戦争があった時代は、不可欠な要素だった。
「もし、本土決戦になったら、女を山へ逃がし、男は戦車に体当たりしろ!」と。
召集令状が来て、軍隊に参加する。全ては、お国と愛すべき家族を守るために。
しかし、この平和な現在は、素晴らしい社会になった。
そんな「男気」は使わなくてよくなった。

でも、この現代でも、それを試される場所はある。
それが、「旅」である。「旅行」ではない。

見知らぬ土地へ出向き、見知らぬ人と会話し、見知らぬ体験をする。
時には、どうしようもないトラブルもあるだろう。
でも、そこにいるのは、自分1人。
どんな嵐の中でも、自分の腕だけを頼りに、解決しなくてはならない。
テレフォンもオーディエンスも使えない。
自らの知恵と勘だけを頼りに、2つに1つを選択しなければならない。

そういう局面でもたじろがず、ブレずに、自分を信じて体当たりできる人。
それを本物の「男」と言う。

俺も、今まで、そういう局面を何度も体験してきたつもりだ。
どんなに批判を受けようと、自分の信念を曲げなかった。
どんな嵐が来ようとも、「俺に任せろ!」とたじろがなかった。

俺は、そんな自分を誇りに思っていた。

今回のシンガポール行きだって、それを貫いたつもりだ。
だから、あえて一人旅を選択したのだ。

でも、負けたよ。
上には上がいる。
俺なんかより、もっと男らしい人間が、身近にいる。

情けないよ。
Davyがいったい、何なのさ?

あえて弁護するなら、QUITAZAWAさんは留学経験がある。
よって英語はペラペラだ。
中1レベルの英語しか話せないヤツより、よっぽど言葉の壁は少ない。
そういう意味では、俺よりダイナミックな経験をできるのは、当然だ。

それにしてもだ。
大差をつけられて負けている。
この現状を何とかしないと、俺に明日はない。

誰にも媚びずに生きていく選択をしたんだろ?
どの集団にも群れずに生きていく選択をしたんだろ?
生涯独身かもしれないという覚悟をしたんだろ?

だったら、部屋の隅で小さくまとまっているのをやめて、さっさと男を学んで来い、このバカ者が!
地図も何もない所をさまよって歩いて来いや!

よし、大学在学中にアメリカへ行こう。
トラ・バスみたいに、ルイジアナ、テネシー、シカゴ、はるかロサンゼルスまで。
自分の力で世界をめぐってみよう。
安定求めて何かにすがるのは、もう終わりだ。

日付が明けて、今日、HOTEIから男を学んでくるか。

「SERIOUS」

負けねえぞ!

ということで、QUITAZAWAさんに近いうちに、お話を聞かせてもらいたいな。

俺の目の前の壁になって下さったことを、心より感謝したい。

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