on the STAGE


この前の土曜日(8/10)、俺は代々木第一体育館に行った。
2年連続のa-nation(IDOL nation)。
http://idol-nation.net/

単なるコンサートではない。お祭りというか、最高のフェスなのだ。
代々木第一体育館は離れた席でも見やすいこともあり、俺の大好きな会場だ。
昨年は相当ステージに近い席。
そして、今年は・・・

最前列!!

チケット発券日、会社近くのコンビニで発券したのだが、席番を見た時に思わず「よっしゃー!!」とガッツポーズをしてしまった。周りにいた同僚はポカンとしていたが(笑)

とはいえ、俺の中でのライブ熱というか、アイドル熱というものは、大学時代に比べると冷めていた。
アイドルではない女の子を追っていた??・・・それもあるかもしれない。
他に楽しいことがたくさんあった??・・・それは否定する気はない。
でも、そんな日々とは裏腹に、俺自身が放つ輝きみたいなものは段々失われている気がしてならなかった。
スペックは段々魅力的になりつつあるのに、どうしてだろう?
例えば(これは本当に万が一の仮の話だが)、誰か好きな人が出来て、その人に自分を売り込みたいと思っても、「果たして、こんな俺でいいのかな・・・」なんて思ってしまうような自分に成り下がっていたような気がする。
だけど、何が足りないのかがわからない。
そんな思いを抱えながら向かったLIVEであった。

本当に暑かった。暑いとアイスだけではなく、色んなものが溶け出す。
普段冷え切っている心も、開演前から解けていた。
他のアイドルフェスとは違い、IDOL nationは比較的有名なグループが出てくるものだが、それでもオープニングアクトに出てくるような娘たちは知らない。
だけど、序盤から相当盛り上がった。曲調が初めて聴く俺にとっても馴染みやすかったのかな。

目的はもちろんチキパ&スパガ。チキパは最高に盛り上がる。こちらが声を枯らしてまで弾けられるアーティストって、なかなかいないんだよね。
もちろん、ロックは別だけど。ロック畑出身でありながら、ガールズロックは嫌いな俺にとって、ちょうどいいんだよね。チキパの曲って。
就活で苦しんでいる時に、本当に支えてもらったしね。何度も言うけど、「少し先に見える電柱までは頑張って走ろう」と思うみたいに、少し先のチキパのライブまで頑張ろうと思って、俺は就活を乗り切った。不器用だからさ。相当時間かかったんだよ。
俺はアホウドリなんだ。周りの鳥たちがどんどん空に飛び立っているのに、俺は飛べずにいつまでも地上で助走している。飛ぶまでに時間がかかるんだ。
そんな俺を支えてくれたのは、チキパのライブ。わずか200人程度しか入らない会場だったけど、それでも一生懸命コンプレックスや挫折を抱えながら頑張る小さい女の子を見ていたら、俺も頑張らなきゃ!って、そう思えたんだ。チキパ結成の日に立ち会った者として、今の彼女たちを誇らしく思う。

スパガはもちろん言うまでもない。家族みたいなもんだからさ。あえて語る必要もないよね。

アイドリングや9nine、東京女子流など「単独ライブに行くほどでもないが、少し興味を持っている」グループに会えるのもIDOL nationの魅力。そこまで詳しくないけど、結構好きだったりするんですよ。曲とかまったくわからないし、メンバーの名前は知っていてもなかなか顔と一致しないんですが(笑)

アイドリングは「職業:アイドル。」はちゃんと歌えるくらいは知ってる。結構昔の曲だし、相当有名な曲なんだけど。盛り上がりつつも、結構いい歌詞なんだよね。

そして、何より。「元カノ」に会えるのもIDOL nationの魅力。
第一部では、SKE48。そういえば、大学3年の時、SKE劇場のチケットが当たって18きっぷで名古屋まで遠征したもんだ。懐かしいな。
もちろんライブは最高に盛り上がったけど、終了後の夜が忘れられない。
昼間はとても暑かったけど、夜は心地よいくらいの風が吹く。キラキラ光るオアシス21に上り、テレビ塔を眺めていた。
火曜日だし、人もまばらで、静かながらも幻想的な景色。見知らぬ土地で、あてもなく歩いた。
何もなかった。1人で歩いていた。それでいいと思った。
俺はこれからもずっと1人で歩いていきたいと思った。
今とは随分状況が違うけれど、あの夜を思い出して懐かしくて懐かしすぎて、曲の途中、涙があふれてきた。
SKEには申し訳ないけど、曲で泣いたわけじゃない(笑)
これを書いている今でも、涙で画面がにじんで見える。
俺のふるさとだからさ。俺が帰りたくなったら帰れる場所。
静岡でも実家でもない。1人でさまよい歩いていた、あの頃の自分なんだ。

話を戻そう。SKEだ。
もちろん、ゆりあにもちゃんと会ってきた!
あの娘はいくつになっても可愛いな。いつまでも俺の理想です。
最近聴かなくなっているからこそ、「オキドキ」とか聴くとめちゃめちゃ懐かしい気分になる。

懐かしいといえば、AKB48。
上京してから、相当熱中していたからね。ファンクラブ会員だったし。
見逃した君たちへの時には週4か週5くらいでTDCに通ったもんさ。
「彼女」に会いに行くために(笑)
今回やった曲は正直、最近の曲ばかりでわからなかった。
でも、「会いたかった」は普遍だね。あの振り付けは無意識にできた。
もうわだかまりはないよ。旧友に再会するような気持ちで見ていられる。

俺の方に来たきたりえ(北原里英)と目が合った。髪型が昔と違っていたから、最初は誰かわからなかったけど、目を見た瞬間、誰かすぐにわかるとの同時にあの日の思い出が蘇ってきた。
俺が初めてシアターへ行った日。A5「恋愛禁止条例」公演だったかな。まだチームがシャッフルされる前だから、スター揃いのチームAだった。
3列目に座っていた俺は、その日買ったばかりのメガネを掛けながら「近いな~」なんて思いながら見ていた。
あの近さで俺の目を見つめてくる女の子がいた。それがきたりえだった。
一瞬で大好きになったよ。それまでは全然意識していなかったけど。
これだけ売れた今でも、ちゃんと1人1人を見ていた。彼女の長所は健在だった。
「ありがとう」と同時に、「ごめんね」と心の中でつぶやいた。

まるでタイムマシンに乗ったかのようなコンサートだった。
疑似恋愛に夢中だった大学時代に戻れた気がする。
恋してたんだよ。あの時も。普通じゃないカタチかもしれないけどさ。
たまには、疑似恋愛の世界に帰るのもいいね。
ステージの上の女神に恋しなきゃ、ライブはつまらないよ。

そして、もう1つ。なぜ俺がステージの上の女神に恋してたか、思い出したよ。
「私を見て!」と一生懸命に翼を広げて羽ばたいている。
キラキラと輝く天使のような弾けるような笑顔を振りまきながら。
俺に欠けていたものはこれだった。

「俺を見ろ!!」と自信を持って振る舞えているだろうか。
人生、いつもステージの上にいるという自覚はあるだろうか。
自らの悲劇を喜劇のストーリーに変えて人々を楽しませることができているだろうか。

4年間で俺は何を学んできたんだ?
俺の大学生活は高校時代を否定するためにあったわけじゃない。
高校時代で実験したものの成果、空回りして生んでしまった失敗。そういったものを検証し、新たな自分なりの仮設を構築するための期間だったはずだ。
そして、俺はそれをやってきた。必死になって色んな世界に飛び込んできた。
今度は、誰も従えず、1人で。

思い出せて良かった。俺の人生、常にステージの上にある。
誰が何と言おうと、俺は俺だけのスターでいようぜ。
「サラリーマンはカッコ悪い」そんな価値観、覆すんだろ?
どこかのCMじゃないけど・・・

「丸くなるな、☆になれ。」


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