坂の上の雲の正体


今日はエントリーシートではなく、こちらを書きますか。まぁ、説明会行った2社とも、その場で書かされたから、2枚書いたってことでご勘弁を。

さっき計算したら、個別「説明会」に31社、名前を変えた説明会や学内セミナーなどで15社。今日までに計46社参加したことになる。
エントリーシートも結構書いたな~。もうその場でいきなり書けって言われても、そんなに動じなくなった。「この会社は確かこんな人が欲しいって言ってたな・・・。で、この業種だろ。じゃ、あのネタよりこのネタ使った方が効果的か?構成はあの書き出しで、最後あんな感じで締めて・・・。頭の良さより面白さの方がウケがいいかもな~。」なんて書き出す前に考えてから書く余裕まで出てきた。

面接で緊張しないコツもつかんできた。姿勢だな。良い姿勢をアピールするのも結構だけど、それだと慣れないし重心が狂うから、いつもの俺じゃなくなる。やっぱり、若干浅く座って背もたれを活用し、足をちゃんと開いて重心を後ろに持ってきた方が落ち着いてしゃべれる。どうせしゃべる時は熱くなって前のめりになるんだから。それで、ピッタリ合うだろ。そんな計算もできるようになった。頭が悪いから、しゃべってる最中に質問内容を忘れてしまうのが問題だが(笑)

じゃ、順調なのか?って聞かれると、そうでもないかも。多分落ちたであろう企業ももう出てきたし、若干のジレンマを抱えながらやっている部分もある。

でも、かつての俺と違う所がある。余裕だ。
以前の俺は、何かうまくいかないと苛立ち、焦り、不安に駆られていた。起こりもしないことでビクビクしていた。もちろん、今だって全くこれらがクリアになったわけではない。
とはいえ、今の俺は「うまくいかないことがデフォルト」だと思えるようになった。うまくいかなくて当たり前。むしろ、失敗する自分を客観的に見ることが少しばかり面白いとすら思える。「この話、あとからネタで使えるぞ」なんて舌を出してニヤつくことすらある。

俺が歳をとってきた証拠のように感じる。
最近は、世田谷ベースで所さんや清水圭さんの生き様を見る。彼らも失敗ばかりしている。操縦が下手なあまりにラジコンヘリを5分で2機も壊してしまったり、せっかく取り付けたクルマの部品を取り付け方が甘かったせいでまた修繕するハメになったり。あの映像の中で、「なんだよ~圭くん・・・」を何度聞いたことか。でも、そんな失敗している姿もカッコイイんだよね。っていうより、楽しそう。自分たちの失敗をバカにして笑ってる。素敵だな、って思う。

チャップリンだか誰かが昔こんなことを言った。
「人生は、ミクロで見たら悲劇だ。だが、マクロで見たら喜劇だ。」
俺の好きな言葉の1つ。

まさにそれを貫いた生き方だと思う。

そして、最近聞き始めたラジオをもう1つ。ALFEEの坂崎幸之助さんと吉田拓郎さんのラジオ。オールナイトニッポンGOLD。今週の回はゲストで武田鉄矢さんが来ていて、3人で昔話を楽しそうに語っていた。
3人とも60歳前後。色々な境遇で経験を積んできただけあって、3人のことにそこまで詳しくない俺でも2人の話は面白い。そして、カッコイイ。それは、彼らの素晴らしい音楽に対してだけではない。過去の失敗を語る姿がカッコイイ。
負けを潔く認めるとか、そんな次元じゃない。なんというか、それがあったから今の自分があるというか。もし、失敗なくしていきなり今の成功を掴んでいたら、どんなに中身が無くてどんなにつまらないものか、とすら思える。

俺も世間的に言えばまだまだ若い年齢ではあるが、もうある程度の一線を越えたと自分では思っている。若い時は、とにかく早く成功が欲しかったんだよね。いかに最短距離でてっぺんまで上り詰めるか。結果だけが全てだった。
でも、今の俺はそうじゃない。結果は何かの過程の中でできた果実としてありがたく受け取るとして、失敗だったりドジだったり回り道だったり、そういった経験を楽しみたいかな。俺は、今の俺が最高の自分だと思っている。でも、何のプロセスを経ることなく、今の境地にたどりついたとしたら・・・?つまんない男だよね。表面的なカッコ良さはあるかもしれないけど、中身が無いよね。何も語るものがない。
俺も、数々の失敗をしてきた。他人は決して経験しないような傷も負ってきた。今もまだ、過去の傷に悩まされている自分もいるのかもしれない。時々、そんな古傷が痛む瞬間がある。でも、だからといって、その元となる失敗が無かったとしたら、間違いなく今の俺はいないね。詞なんか書けるわけないよ。とっくに終わってる。

ある人がいった。
「人生は玉入れなんだ。いい玉も悪い玉も、とにかくカゴに入れていくゲームなんだ。死ぬ時、人生でいくつ玉が入ったのか、人生の価値はその玉の数なんだ。」

となると、避けるべきは、玉を入れる作業を止めてしまうこと。どんな経験でもいい。誇れなくてもいい。語れなくてもいい。とにかく、今この瞬間、やりたいと思ったことをやってみることが大事なんだ!って俺はこの言葉から学んだ。

食べ物に関しても同じ。
就活で毎日のように日本橋だの丸の内だの、東京駅近辺に行っている。あの辺の飲食店は高いんだけど、美味しいものが揃っている。もちろん、カネが豊富にあるわけじゃない。できれば、吉野家とかはなまるとかで済ませる方が金銭的には楽だ。でも、せっかく東京にいるんだし、変わったものを食べてみたい。今日のランチはだし茶漬けの店行って、この前は牛たんの専門店行って、その前はやたらと高級な雰囲気の蕎麦屋に行ったり。もちろん、例の鹿児島料理の店も汐留に行った時はよく行く。いつもイタリアンばかり連れて行くDavyだけど、イタリアンだけじゃないのよ(笑)最近のブームは、肉が美味しい店なんだけどさ。

恋愛に関しても、食わず嫌いを解消しろって?
大きなお世話や(笑)
その辺のことはおそらく今週末収録予定の放送を待ちたまえ。
  

副会長がこんなツイートをしていた。

@borogate:一度きりの人生、大海に出るという選択肢も大いに結構なことだけど、井戸の中で空を眺めているのもなかなか乙なもんだよ。

あのバカもたまにはいいこと言うじゃねーかと関心していたけど、しばらくして「あれっ?」って思った。
俺の「UNDERGROUND FOREVER」のことさ。

そうなんだよ、もう空を眺めようともしてないんだ。
昔は、坂の上の雲を必死になって追っていた。雲の上には、素晴らしい世界が広がっているんじゃないかって。
ある日、ようやくそこまでたどりついた。で、雲に足をかけてみた。
すると、真っ逆さまに転げ落ちていったんだ。

なぜだかわかる?

雲は、水蒸気でできているんだ。そんなものに足をかけた所で、そのまま落下するに決まってる。
雲の上に何かがあるなんてのは、所詮、地上人の妄想に過ぎない。
それがわかったから、俺は地下での生活を楽しむことに全力を注ぐようになったんだ。

まぁ、強いていうなら、一度大海に出て、何もないことを自分の目で確認してほしいな。
その上で、井戸に戻ってくればいい。
人生、経験こそが全てだから。

大海を知った上で、雲の正体を知った上で、足元に自分だけの宇宙を描けばいい。
自分だけが「カッコイイ」と思える自分になればいい。

この歳になって、まだ他人の「ものさし」を使いまわすつもりかい?
自分のものさしくらい、自分の手で作れや、若者よ。

俺が今カッコイイと思っている世界。この曲をBGMにして、街を肩で風切って歩いてる。

Safe and Sound


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